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誕プレにフライパンって嬉しい?
12/10/07 21:10:43
>>1077つづき ■うまかった迎賓館食事 (中国側が歴史問題で謝罪する言葉が軽すぎるとして反発した田中首相の「ご迷惑」発言は)田中さんもちょっとまずいことしたなということで消耗していた。 確かに中国にしてみれば何年も自分の国に土足で踏み込まれていろんなことが起こった。 だから迷惑で済むはずがねえといわれたら、こっちはぐうの音も出ないですよ。 でも田中さんは最初から開き直っていた感じだな。出発前から。とにかく腹くくっていたことは事実ですよね。 少なくとも周恩来首相の存在が念頭にあって、彼となら仕事ができるということは漠然とは思っていた。 それは周恩来もそうですからね。 あのころ中国にとって重要なのはソ連ですよ。 中ソ対立。 だから日本との関係をなんとかしなきゃいけないと思っていたんですね。 北京滞在中は、大平正芳外相は姫鵬飛外相と交渉して時間をつぶしておられたけど、田中さんはすることがないんですよ。 われわれと一緒に迎賓館の部屋に閉じこもってね。 時間の経過というのは相当な負担だった。 われわれと雑談したり、本を読んだりしておられました。 ただ、田中さんは食欲はありましたね。 迎賓館の飯は非常においしかったです。 人民大会堂の飯はちっともおいしくなかったけど、迎賓館の飯は中国料理というのはこんなにおいしいものかっていうぐらいすばらしいもんですな。 朝飯なんかはワンタンとか、おかゆとかね。すばらしかったな、あれは。 つづく
12/10/07 21:27:55
>>1078つづき ■車中で「しんどいな」 田中さんは日中国交正常化を自分でやりたいと思っていた。 日本のためになんとしてもまとめて帰りたいという願望がありましたよね。 日本が枕を高くして寝られるようにするためには、中国とよしみを通じておかなければいけないという判断じゃないですかね。 交渉がまとまって、日本に帰ったら大変だということは意識していました。 交渉は百点満点ですよ。でも心配だった。 羽田空港に着いて、自民党の橋本登美三郎幹事長が迎えに来て車に乗って記帳しに皇居に行くわけですよね。 もう橋本さんはオロオロしているわけだ。「大変だぞ。どうするんだ?」って。 これから両院議員総会に出るために党本部へ行かなきゃいけない。 僕は車の中で田中さんと登美さんの間に座って、「これはしんどいな」と思った。 党本部に行ったら、案の定、反対がものすごかった。 やっぱり角さんじゃなきゃ対抗できなかった。 もう机ひっくり返して、怒鳴って、自民党というのはやっぱりああいう強硬なのがマイノリティー(少数派)でいるんですな。 それでマジョリティー(多数派)はハト派だけど、なんの役にも立たないんだ。 ハト派は陰で「君も大変だな」なんて役人を激励してくれるけど何もしない。 青嵐会の力を高く評価しすぎているかもしれないけど、私にとっては角さんにお仕えしている間で最大の経験でしたね。 日中国交正常化は相当な政治リスクがあった。 失敗したら大変な汚点が残る。 成功したからわーっと支持率が上がったけど…。 やっぱり政治生命を賭けてたわけですからね。 田中さんは「うまくいかなかったら仕方ねえや」といっていましたが、のめのめ帰るのも業腹だ。 なんとか中央突破という考え方の持ち主だから、なんとかやらなきゃいけないと考えていました。 外務省の事務方の準備は相当なものでしたよ。 中国との国交正常化に反対する考えの人は外務省だって半々とはいえないけど、少数には大丈夫かなと思っていた人がいた。 中国課やアジア局にも両方あったんですから。 しかし、方針が決まってからは堂々たるものでしたよ。
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No.1078 匿名
12/10/07 21:10:43
>>1077つづき
■うまかった迎賓館食事
(中国側が歴史問題で謝罪する言葉が軽すぎるとして反発した田中首相の「ご迷惑」発言は)田中さんもちょっとまずいことしたなということで消耗していた。
確かに中国にしてみれば何年も自分の国に土足で踏み込まれていろんなことが起こった。
だから迷惑で済むはずがねえといわれたら、こっちはぐうの音も出ないですよ。
でも田中さんは最初から開き直っていた感じだな。出発前から。とにかく腹くくっていたことは事実ですよね。
少なくとも周恩来首相の存在が念頭にあって、彼となら仕事ができるということは漠然とは思っていた。
それは周恩来もそうですからね。
あのころ中国にとって重要なのはソ連ですよ。
中ソ対立。
だから日本との関係をなんとかしなきゃいけないと思っていたんですね。
北京滞在中は、大平正芳外相は姫鵬飛外相と交渉して時間をつぶしておられたけど、田中さんはすることがないんですよ。
われわれと一緒に迎賓館の部屋に閉じこもってね。
時間の経過というのは相当な負担だった。
われわれと雑談したり、本を読んだりしておられました。
ただ、田中さんは食欲はありましたね。
迎賓館の飯は非常においしかったです。
人民大会堂の飯はちっともおいしくなかったけど、迎賓館の飯は中国料理というのはこんなにおいしいものかっていうぐらいすばらしいもんですな。
朝飯なんかはワンタンとか、おかゆとかね。すばらしかったな、あれは。
つづく
No.1079 匿名
12/10/07 21:27:55
>>1078つづき
■車中で「しんどいな」
田中さんは日中国交正常化を自分でやりたいと思っていた。
日本のためになんとしてもまとめて帰りたいという願望がありましたよね。
日本が枕を高くして寝られるようにするためには、中国とよしみを通じておかなければいけないという判断じゃないですかね。
交渉がまとまって、日本に帰ったら大変だということは意識していました。
交渉は百点満点ですよ。でも心配だった。
羽田空港に着いて、自民党の橋本登美三郎幹事長が迎えに来て車に乗って記帳しに皇居に行くわけですよね。
もう橋本さんはオロオロしているわけだ。「大変だぞ。どうするんだ?」って。
これから両院議員総会に出るために党本部へ行かなきゃいけない。
僕は車の中で田中さんと登美さんの間に座って、「これはしんどいな」と思った。
党本部に行ったら、案の定、反対がものすごかった。
やっぱり角さんじゃなきゃ対抗できなかった。
もう机ひっくり返して、怒鳴って、自民党というのはやっぱりああいう強硬なのがマイノリティー(少数派)でいるんですな。
それでマジョリティー(多数派)はハト派だけど、なんの役にも立たないんだ。
ハト派は陰で「君も大変だな」なんて役人を激励してくれるけど何もしない。
青嵐会の力を高く評価しすぎているかもしれないけど、私にとっては角さんにお仕えしている間で最大の経験でしたね。
日中国交正常化は相当な政治リスクがあった。
失敗したら大変な汚点が残る。
成功したからわーっと支持率が上がったけど…。
やっぱり政治生命を賭けてたわけですからね。
田中さんは「うまくいかなかったら仕方ねえや」といっていましたが、のめのめ帰るのも業腹だ。
なんとか中央突破という考え方の持ち主だから、なんとかやらなきゃいけないと考えていました。
外務省の事務方の準備は相当なものでしたよ。
中国との国交正常化に反対する考えの人は外務省だって半々とはいえないけど、少数には大丈夫かなと思っていた人がいた。
中国課やアジア局にも両方あったんですから。
しかし、方針が決まってからは堂々たるものでしたよ。
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