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- ひよこ
- 10/12/07 15:32:49
ベネッセコーポレーションが展開する妊娠・出産・育児事業「たまひよ」が今年も全国の新生児約4万人を対象に調査した、恒例の『赤ちゃんの名前ランキング』を発表した。民間調査では国内最大級規模を誇る同ランキングで、今年の男児の1位は4連覇中の『大翔(ひろと)』を抑え、【蓮(れん)】(昨年3位)が初の1位に。同様に、女児も“人との結びつき”を連想させる【結愛(ゆあ)】(昨年4位)が初首位となった。毎年、その年ごとに活躍した芸能人の名前が付けられる傾向が見受けられたが、今年は未だ先の見えない不安定な世相を反映したのか、しっかりと根を張る植物の名前や人との良好な関わりを望む親たちの願いが多く見受けられた。
■男児には不況を跳ね飛ばす強さ、そして大地に根を張る安定を願う声
男児の名前で1位となった【蓮(れん)】は、2006年の同調査で4位に浮上し初のTOP10入りし、以降は毎年上位にランクインしてきた。強く根をはり、美しい花を咲かせる植物の蓮(ハス)は、粘り強さや清らかさを感じさせ、また「れん」という語感で潔さをも併せもつ名前。変化が目まぐるしい世の中にあっても、強く気高く生きてほしいという親の願いが感じられることから、遂に4連覇の【大翔(ひろと)】を抑え首位に。
FIFAワールドカップの本田圭佑選手の【圭佑】をはじめ、各スポーツ界での華々しい活躍し、アスリートとしてひたむきに1つの分野を突き詰め、努力を惜しまない真摯な姿勢が親達の共感を集めたようだ。また、干支にちなんだ“虎”を使った名前が軒並みランクアップ。スケールの大きな人に育ってほしいという想いも感じられた。
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