広島・長崎原爆投下から65年 へのコメント（No.64）

韓国人原爆犠牲者の慰霊祭が５日午前、広島市中区の平和記念公園で営まれた。
慰霊祭の開催は今年で４２回目。在日本大韓民国民団（民団）の広島県地方本部が主催し、参列した遺族ら約２３０人が原爆の犠牲になった同胞の冥福を祈った。
民族衣装をまとった在日３世の女性ら６人が、伝統舞踊「鎮魂の舞」をささげて開幕。
広島で被爆し、この１年間に亡くなった被爆者７人を加えた計２６６３人の死没者名簿が慰霊碑に納められた。
同本部の権五源団長は、韓国語で「皆さまが命を亡くされたことを、永遠に忘れない。私たちは必ず核のない世界をつくらねばならない」と追悼のあいさつを述べた。