【障碍児母の愚痴悩み総合】 へのコメント（No.54829）

「向き合う」ということは簡単なようで一番難しいと感じる。子どもの障害に向き合う、診断に向き合う、判定に向き合う。
どれも、簡単にできたように見せかけて、本当は心をえぐられるようで、正直、逃げながら少しずつ受け止めなければ、つらいものだと思う。

少しずつ受け入れてきたつもりでも、どこかでまだ、可能性を信じて無謀なチャレンジをしたいのかもしれない。可能性を求めるあまり、強がって、意地を張って、現実を真正面から見られていない自分がいる。

でも、ふとした瞬間、現実に向き合うと、涙が止まらなくなる。向き合うことが怖かったのに、その涙は子どもと共に歩いてきた日々の証なんだと思えるから不思議。
そこに嘘はなかったし、誰のものでもない、私たちだけの真実がある。

人の心は、決して強くない。脆く、折れやすい。時に、人を傷つけなければ守れないこともあるだろう。
けれど心は、進化することができる。
今は辛くても、いつかきっと「トラウマ」から「生きた証」へと変わる日が来る。

何年かかってもいい。ゆっくりと、向き合っていこう。無理をせず、少しずつ、また前を向けるように。