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- 10/01/26 14:24:48
「家族を失った人たちに1人じゃないことを伝えたい」
ハイチ大地震で被害を受けた人たちに、千羽鶴を贈って元気になってもらおうという動きがmixiで広がっている。
清瀬市のアクセサリー作家は今月中旬、長男と一緒にハイチの被害者に心を込めて千羽鶴を折った。
中村さんは地震が起きた直後、日本赤十字社を通じて現地に義援金を送った。しかし、テレビでは毎日、多くの人々が倒壊した建物のがれきの下に取り残され、食料を求める人々の様子が映し出される。「日本にいて、何も助けられない自分がもどかしかった」という。
そんなとき、参加しているmixiの会員が、鶴を折ってハイチに送ろうとしていることを知った。
「これなら日本にいる自分にもできる」。そう思った中村さんは早速、千羽鶴活動に参加する事にした。
近所の友人らに声をかけて鶴を集め、近く呼びかけ人でワクワククリエーターの元に送る意向だ。
1人1つの鶴に限定して募集していることを今月15日、日記に書いたところ、全国から多くの反響が寄せられた。
「食糧不足の中で、千羽鶴を集めても、しようがないとの批判もあった。でも被害者の中には、家族を失って悲しんでいる人が多くいる。そんな人たちに国は離れているけれど、鶴を贈ることで、1人じゃないよという気持ちを伝えたかった」と。
集められた鶴は千羽鶴にし、ハイチの情勢が落ち着いたころに、現地に届けたい意向だ。
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