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弟家族が連絡なく実家に来て迷惑
13/04/30 17:33:45
中学の卒業式。 いつもふざけあってたK。高校は別々…しかもKは、超進学校の特進クラスに入学が決まっていて、もう会えなくなるかもと思って最後に挨拶しとこうと探すと、女の子に囲まれてた。 意識したことなかったけど、そういえば確かにイケメンだし、サッカー部エース。モテるんだなーと初めて実感して、たぶん嫉妬したんだと思う。見なかったことにして、Kが一人になるのを待ったけど、もう帰らないといけない時間。 まぁ付き合ってたわけでもなく、ただの友達の一人。まぁいいや…帰ろう。 諦めかけた時、Kに呼び止められた。 「おまえ、俺に何も言わずに帰る気か?なんも言うことないん?」 私は「いや…挨拶しとこう思ってたけど忙しそうやったし。」と言うと 「挨拶てなんやねん他人行儀な…他にあるやろ?」と言われた。 そう言われると言いたいことはたくさんある気がしてきたけど、何を話していいかわからずにいると、Kは 「これ残しといてやった」と、制服の第二ボタン(たぶん)をくれた。と言ってもブレザーなのでボタンは二つしかない(笑) 「はい?ボタンなんかもらっても仕方ないやん」と言う私を抱き締めて、 「もういいわ。俺が言う!ずっと好きやった。高校は別でも、俺はおまえと離れる気はないし。」と言ってくれた。 そんなKは、高2の春、私に断りもなく旅立った。今日は命日なので、書かせていただきました。
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古トピの為、これ以上コメントできません
13/04/30 17:59:08
>>963続き。 高2の春、進学校に通うKは勉強ばかりで、それまで以上に会える時間はほとんどなくなった。 久しぶりに連絡があり、私の誕生日の一週間前にKに呼び出された。Kは「来週のおまえの誕生日、会えそうになくて。てか聞いてほしいんやけど。」 そう言ってKは語りだした。 生まれつき心臓が弱かったKは、小学生になる前に手術をしたそう。手術は成功し、生活にはなんの支障もなくなったが、高校に入り、病気が再発、手術をすることになったそう。 そういえば、高1の秋、大好きだったサッカー部を辞めた。デート中にもよくトイレにたつようになった。思えば他にも思い当たることがあった。心臓が痛かったんだ。気付かなかった自分が情けなくなった。 「じゃあ、手術が成功して退院したら、もう一回このプレゼント渡してよ。絶対やで!」という私にKは微笑み、キスしてくれた。 結末はもう書いてしまったけど、私の誕生日を過ぎた4月30日、Kは旅立った。 あれから今日で10年。 後にKの両親から渡された、あのとき受けとらなかったプレゼントは、まだ開封してない。怖くて開けられないでいる。
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No.963 匿名
13/04/30 17:33:45
中学の卒業式。
いつもふざけあってたK。高校は別々…しかもKは、超進学校の特進クラスに入学が決まっていて、もう会えなくなるかもと思って最後に挨拶しとこうと探すと、女の子に囲まれてた。
意識したことなかったけど、そういえば確かにイケメンだし、サッカー部エース。モテるんだなーと初めて実感して、たぶん嫉妬したんだと思う。見なかったことにして、Kが一人になるのを待ったけど、もう帰らないといけない時間。
まぁ付き合ってたわけでもなく、ただの友達の一人。まぁいいや…帰ろう。
諦めかけた時、Kに呼び止められた。
「おまえ、俺に何も言わずに帰る気か?なんも言うことないん?」
私は「いや…挨拶しとこう思ってたけど忙しそうやったし。」と言うと
「挨拶てなんやねん他人行儀な…他にあるやろ?」と言われた。
そう言われると言いたいことはたくさんある気がしてきたけど、何を話していいかわからずにいると、Kは
「これ残しといてやった」と、制服の第二ボタン(たぶん)をくれた。と言ってもブレザーなのでボタンは二つしかない(笑)
「はい?ボタンなんかもらっても仕方ないやん」と言う私を抱き締めて、
「もういいわ。俺が言う!ずっと好きやった。高校は別でも、俺はおまえと離れる気はないし。」と言ってくれた。
そんなKは、高2の春、私に断りもなく旅立った。今日は命日なので、書かせていただきました。
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古トピの為、これ以上コメントできません
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No.964 匿名
13/04/30 17:59:08
>>963続き。
高2の春、進学校に通うKは勉強ばかりで、それまで以上に会える時間はほとんどなくなった。
久しぶりに連絡があり、私の誕生日の一週間前にKに呼び出された。Kは「来週のおまえの誕生日、会えそうになくて。てか聞いてほしいんやけど。」
そう言ってKは語りだした。
生まれつき心臓が弱かったKは、小学生になる前に手術をしたそう。手術は成功し、生活にはなんの支障もなくなったが、高校に入り、病気が再発、手術をすることになったそう。
そういえば、高1の秋、大好きだったサッカー部を辞めた。デート中にもよくトイレにたつようになった。思えば他にも思い当たることがあった。心臓が痛かったんだ。気付かなかった自分が情けなくなった。
「じゃあ、手術が成功して退院したら、もう一回このプレゼント渡してよ。絶対やで!」という私にKは微笑み、キスしてくれた。
結末はもう書いてしまったけど、私の誕生日を過ぎた4月30日、Kは旅立った。
あれから今日で10年。
後にKの両親から渡された、あのとき受けとらなかったプレゼントは、まだ開封してない。怖くて開けられないでいる。