笑ってはいけない時に笑いたくなった

  • なんでも
    • 2092
    • 匿名
      11/02/13 05:30:43

    自動車学校に通ってたときのこと。
    いつも利用する送迎バスの運転手さんは、真面目で気弱そうなおじさんなんだけど、乗り降りする人が挨拶しても何故か絶対返事はせず無表情で、無口な態度の人だった。

    私はそんな運転手さんを見ながら勝手に(きっとこの人はリストラにでもあって奥さんにも逃げられて悲しくてやるせない日々を送りながらこの仕事に仕方なく就いたんだろうな…)なんて失礼な妄想をしてた。

    そんなある日の帰りのバスで、生徒たちが降りて乗客が最後私一人だけになったとき、運転手さんが突然大声でますだおかだの岡田風に
    「跳びます!跳びます!跳びますっ!!ウーワゥ!ウーワゥ!ウーワゥ!!!」って左右に大きく揺れながら叫び出した。

    どうやら私が座ってる席は運転席から死角になってて見えないみたいで、もう誰もいないと勘違いして身も心も開放してしまったらしい。

    あまりの突然の出来事と大声にビックリして初め何が起こったのか訳がわからなくて、ただただ呆然とおじさんの華麗なるミュージカルを目の当たりにしながらしばらくポカーンと見てたら、運転手さんがグネ~ンと体をちょうどこっちに向けたときに目が合って

    「えっ!?」
    「えっ!?」

    って一瞬なんとも気まずい空気が流れたけど、運転手さんは何事も無かったかのようにゆっくり前を向いていつものように無表情でおとなしくなった。

    急に冷静になった私は、この一連の動作に笑いが込み上げてきて、シートに隠れながら必死にこらえまくった。

    普段の運転手さんとあまりにも違い過ぎるテンションの高さに、見てはいけないものを見てしまった感と、いい年したおじさんが少年のように全力であれをやってたのかと思ったらおかしくておかしくて、笑いを堪えるのが大変だった。


    長文すんません。

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