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とりあえず記事
空母打撃群とはあまり聞き慣れない呼び名ですが、英語では「Carrier Strike Group」といい、アメリカ海軍の戦闘部隊の一つになります。
まず、空母打撃群がどこに所属しているかですが、
アメリカ海軍ー>太平洋艦隊ー>第3艦隊(東太平洋)ー>第1空母打撃群
となります。
「空母打撃群が朝鮮半島沖へ進行!」というと、巨大な軍隊が朝鮮沖へ集結していくようなイメージがありますが、そうではありません。
まずは、陸軍でもなく空軍でもなく海軍だけであること。
アメリカ海軍は全部で6艦隊を持っていますが、そのうちの東太平洋を担当している第3艦隊が今回の任務にあたっています。
第3艦隊は、全部で9の任務別の部隊で構成されています。
空母打撃群はそうちの一つとなります。
戦闘部隊
戦闘支援部隊
哨戒部隊
兵站支援部隊
潜水艦部隊
水上戦部隊
上陸部隊
揚陸部隊
空母打撃部隊
もし本格的な地上戦や北朝鮮への上陸も視野にいれるようになってくると、これらの他の任務の部隊も朝鮮半島沖へと集結してくるのでしょうが、現在のところはそこまでではないようですね。
それでも、空母打撃群は総勢で7千名以上の乗組員をようしており、以下の艦隊から構成されています。
航空母艦(1隻)
護衛艦(水上戦闘艦、潜水艦)(5~10隻)
補給艦(1~2隻)
カールビンソンの性能や装備は?
空母打撃群の中心である航空母艦は『カール・ビンソン』(Carl Vinson)
1982年からアメリカ海軍で活躍している原子力航空母艦になります。(よって燃料補給はいりません)
全長は333Mで全幅が約77M。
東京タワーと同じくらいのサイズですね。
または東京駅のレンガに駅舎の長さとも一緒です。
世界最大級の原子力航空母艦ですね。
カールビンソンには
数十機の航空団(戦闘機攻撃機、早期警戒機、電子戦機、輸送機)
が搭載されており、
他の護衛艦には300発以上の各種ミサイル搭載し、かなりの広範囲の空域を制圧・支配できるそうです。
つづく- 0
17/04/12 00:12:56