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就活をテーマに働くことを問う作品で、三浦は「共感していただけるところの多い作品になるのでは」と胸を張った。
圧倒的な存在感で映画にドラマに引っ張りだこの三浦が、2000年のテレビ東京系「それぞれの断壁」以来、17年ぶりの連ドラ主演に挑む。
「就活家族」は、平穏だった家族の日常がふとしたことで狂い始め、そろって就職活動をすることになるホームドラマ。三浦は、ある出来事を機にリストラされてしまう大手企業のエリートサラリーマンを演じる。
実生活では妻に元歌手の山口百恵さん(57)、長男に歌手で俳優の三浦祐太朗(32)、次男に俳優の三浦貴大(31)を持つ芸能一家の大黒柱であり、ドラマなどでも真面目で堅物なイメージの役が多いが、今回は情けない一面も披露。「いい意味でみなさんを裏切るような主人公を演じたい」と気合たっぷり。
就活する主人公には、「どんな職業・立場の人にも等しくこういう状況はあり得ると思いますし、今は終身雇用の時代でもないわけですから、見ていただく方々も身につまされる部分があるかもしれないですね」と分析し、「一見シリアスなテーマですが、ユーモラスに描いていければ」と意気込む。
妻役の黒木とは、04年のディズニー映画「Mr・インクレディブル」の日本語吹き替え版で夫婦役を演じており、実写では初だが、息はピッタリ。黒木は「“長年連れ添った夫婦感”を出せれば」と意欲を見せる。
「人にとって仕事とは? 働くとは?」を問う同作。終身雇用制の崩壊や、非正規雇用の増加など、雇用形態の多様化が進み、仕事に対する意識が変わりつつある昨今に一石を投じるドラマとなりそうだ。
★黒木もあっちゃんも阿須加も家族みんなが就職活動!
勤め先でのセクハラに悩む長女役は前田、内定が取れずに焦る大学生の長男役は阿須加が担当。就活を通して自分を見つめ直す役柄には深く共感できたようで、前田は「自分が何をしたいのか、(役の)栞と一緒に考えられたら」。阿須加は「誰もが一度は経験したことがあるような、身近なことが描かれているドラマ」と自信を見せる。
一方、私立中学の国語教師である妻を演じる黒木は、おっとりした性格の設定。「これまでに演じたことのないような女性なのではと予感しています(笑)」とアピールした。- 0
16/11/10 05:34:38