安保のやつ、私ばかだから意味分からない。誰か教えて へのコメント（No.35）

>>33
冷戦時代も含めて、世界警察を自認するアメリカにとって、日本はアジア圏の要所として大事だったし、日本とアメリカは持ちつ持たれつな関係ではあったんだよ。金と基地を提供する代わりに…って感じ。
日本が賢かったとも言えるんだろうけど、アジア圏(日本周辺)が平和で軍事的脅威となる国がなく、アメリカ側にも強者の余裕ってものがあったから、多少顰蹙を買っても金で済ますことが出来てたとも思う。

ただ、アメリカの影響力の低下によって世界のﾊﾟﾜｰﾊﾞﾗﾝｽが崩れ、中東でのISISの出現や中国が経済力や軍事力をつけてきたこと等々、世界情勢が変わってきてて、これまでのように金で済ますことが難しくなってる。

中東の問題は、日本のｴﾈﾙｷﾞｰ(原油)問題に直結していて、資源のない日本にとって原油は日本経済にも国民の生活にも生命線でもあるし、中国の脅威は日本自身の問題でもある。
いい加減自立して責任持てよってのはそういうことで、原油ﾀﾝｶｰが往来するﾎﾙﾑｽﾞ海峡等での護衛や機雷除去もそうだし、中国の海洋進出の野望に対して日本が率先して立ち上がり東南アジアと協力して対抗してけってこと。

中国もISISも自身の欲望のためには国際法も最低限のルールも平気で無視する輩で、アメリカの影響力の低下はもちろん、国連さえも機能しなくなってるから、これまでのように日本だけが安泰ってわけにいかないのは明らかだよね。

特に中国は、日本が憲法に縛られ身動き取れないのを見越してるからやりたい放題で、軍事力の弱い東南アジアの国々(島々)に少しずつ侵略して、南シナ海を占拠しようとしてる。あの海域はﾎﾙﾑｽﾞ海峡同様に日本の大事な物資(原油含む)運搬ルートでもあるから、そこを占拠されたら日本への影響は多大なの。中国は、そうやって日本の生命線を握り日本を干上がらせて言いなりにさせるって野望を抱いてるから、絶対に阻止しなきゃならんのよ。だから、計画が進む前に日本自身が立ち上がり、アメリカの後ろ楯のもとに東南アジアの国々と協力してく必要がある。そのための安保法だし集団的自衛権行使容認。尖閣も含めてだけど、このままずるずると侵略を許して、占拠され基地建設まで許してしまってからでは、逆に武力衝突(戦争)の危険性が増すし、武力衝突を回避したとしても結局はチベットやウイグルのようになる。だから、そうなる前に日本を中心とした協力体制を作り、「これ以上やったらヤバそうだな」と思わせること。これが抑止力。