私見だけど「STAND BY ME ドラえもん」はドラえもんじゃないと思ってる。
声優が違うからとか3DCGだからなんていう表面的なことではなくて。

http://www.sankeibiz.jp/express/news/140808/exf14080815300005-n3.htm
より引用↓
ドラえもんの体内には、セワシの意向に反する言動を取ると、たちまち厳罰が与えられる「成し遂げプログラム」が組み込まれており、これは本作独自の設定だ。

この成し遂げとは、将来のび太としずかちゃんを確実に結婚させること。ドラえもんは少しでも「未来に帰りたい」と口走ろうものならば、即座にプログラムが働き、強烈な電流を体中に流して反省を促すのだ。

考案した山崎監督は「ドラえもんの葛藤がしっかりと描けるし、のび太との出会いと別れを効果的に表現できる。最初はドラえもんがのび太と一緒に暮らすことを嫌がり、友情を育んだ後半はのび太と別れたくないのに未来へ帰らねばならなくなる。便利な装置でしょう」と狙いを説明した。
↑引用終わり

ロボットっていうのはもともとプログラムどおりに物事を成し遂げるように作られてるのに、
なぜそこに肉体的な苦痛を与える非人道的な「成し遂げプログラム」なんて設定を追加するのか？

「便利な装置でしょう」？
お涙頂戴の物語を作るために、監督にとって都合がいいだけの「便利な道具」。
ドラえもんはお前らの便利な道具じゃない！と言いたい。

ドラえもんはちょっと出来損ないだけど、
こんな装置なくてもちゃんとセワシとのび太のことを大切に考えてる。
藤子・Ｆ・不二雄先生がいたらこんな設定絶対に許さないはず。

だからこの映画を私は見てないし今後も見ない。