【凜】
《異体字》凛
《音訓》リン
《名乗り》-
《意味》
①冷たい。氷に触れたようにぴりっと身が引き締まる感じをいう。
②りりしいさま。きっぱりとしているさま。▽引き締まってすきのない態度をいう。

《凜の解字》
会意兼形声。稟リン（＝禀）の字の上部は、屋根つきの囲い、下部は作物。作物をおさめてしまいこむこと。ひと所に引き締めておさめる意を含む。は「冫（こおり）＋音符稟」。冷たい氷に触れて心身の引き締まる感じをいう。稟

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【稟】
《音訓》リン・ヒン・うけ-る
《名乗り》-
《意味》
①俸給としてもらう穀物。さずかった食糧。
②うける。さずかる。下の者が上の者からうける。
③さずける。上の者が下の者へあたえる。
④天からさずかった性質。うまれつきの性質。
⑤もうす。下の者が上の者にもうしあげる。かたじけなくも奏上する。
⑥こめぐら。穀物を入れるくら。〈同義語〉廩。

《稟の解字》
会意。「禾（穀物）＋屋根つきのまるいこめぐらのかたち」。収納した作物をあらわす。転じて、食糧のこと。