• No.1 部活帰りの食欲がすごい

    26/07/27 14:21:05

    米地質調査所の統計によると、中国はレアアース全体で世界の埋蔵量の約6割、鉱石生産量の約7割と圧倒的なシェアを占め、日本も供給を頼ってきた。その危うさが露呈したのが、平成22年に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖で起きた中国漁船衝突事件だ。日本向け輸出が事実上止まり、価格が急騰した。その後も中国は輸出管理を強化。内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の石井正一プログラムディレクターによると、イットリウムの欧州での価格は、この1年で約140倍に高騰した。

    国や企業は、調達先の多角化や備蓄、リサイクルや代替技術の開発を進める。石井氏によると、それでも日本のレアアース輸入は中国が6割強を占め、中重レアアースでは依存度が9割以上に上る。だからこそ、国産供給が数%でもリスクの分散に貢献できると強調する。自国のEEZに供給源があれば、中国の影響を弱める保険となる。

    ただ、今回採取した泥は限られた範囲の約50トンに過ぎず、調査海域全体のレアアース含有量や、採算性は未確定だ。来年2月からの本格試験では1日当たり350トンを目標に採取し、現地での脱水や本土への輸送、分離や精製、製錬までを検証。石井氏は「産業的規模の展開が見えてきた」と期待する。国産レアアースの夢は現実の供給源へ一歩近づいた。(伊藤壽一郎)

    https://www.sankei.com/article/20260725-E4HRZ5OPUVOWDHR4SCAK2VKQTE/

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