• No.1 マテガイ

    26/06/25 10:08:13

    「心を殺された」独身偽装され不妊治療で妊娠 今も続く苦しみ

    2026/6/24 06:30
    毎日新聞

     僕は離婚してて、バツイチです――。

     交際が始まる前、彼はそう説明した。誠実な印象を受けたが、数々のウソの始まりだった。

     不妊治療の末、授かった子どもの父親は既婚者だった。自身だけでなく、両親までもが裏切りに合い、傷ついた。

     「独身偽装」の被害に遭った綾さん(仮名)は元交際相手の男性を両親とともに提訴した。そして23日の判決で、同種訴訟としては高額な賠償が認められた。

     「こういうことをする男性が、一人でも減ってほしい」

     勝訴しても、綾さんの心に刻まれた傷は癒えないままだ。

    ◆「結婚してる?」 問いに彼は

     「彼は私が大切にしてきた人々の思いを全て踏みにじりました。一体、何がしたかったのでしょうか」

     綾さんは現在30代。フリーランスのデザイナーとして生計を立てながら、東京都内で1歳の長女と2人で暮らすシングルマザーだ。

     年下の男性Aとは2022年8月、知人を交えた食事会で知り合った。国内外で事業展開する有名企業に務め、独身と聞いた。

     結婚や出産を見据え、真剣交際の相手を探していた綾さん。自身の両親と仲良くしてくれそうな人と一緒になりたかった。

     「明るく、話題が豊富な彼を『いいな』と思いました」

     食事会以降、Aの熱心なアプローチが始まった。ところが、ほどなくAに結婚歴があるのではといううわさが綾さんの耳に入った。

    思い切って、LINEで尋ねてみた。

     <結婚してるの?>

     <私不倫絶対嫌なのと、隠し事とか嘘(うそ)とかは好きじゃないから、2人でお出かけするのはやめとこうかなて思って>

     既婚者なら会わないという意思を、はっきり示した。Aから、こんな返答があった。

     <僕は離婚してて、バツイチです>

     ただし現在は「独身」とのことだった。

     <僕じゃダメですか>

     電話でも話し合った。綾さんはAの態度にむしろ誠意を感じ、交際を受け入れた。

    以下略
    https://mainichi.jp/articles/20260623/k00/00m/040/334000c

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