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年賀状(宛名間違えて書き直し)
「かわいいだけではない」パンダファンの記者がいま考えるパンダの存在意義 都は貸与希望も小池知事は“冷静”
2025/12/29(月) 14:00
(略)
2025年12月、双子パンダの中国への返還が発表された。中国側との協定において返還期限が2026年2月20日となっているためだ。最終観覧日は2026年1月25日で、1月中には中国へと出発する予定だ。
日中関係の悪化がいわれる中、気になるのは「新たなパンダのつがいが日本に来るのか」ということ。パンダを好きな私が東京都やその関係者を取材して感じたことは「みんな意外に冷めている」ということだった。
双子パンダの返還発表があった日の午前、東京都・小池知事の反応を取材しようと報道陣が都庁に集まり、登庁を待ち構えていたが小池知事は姿を現さなかった。
言葉を発したのはその日の夕方で、「都民の皆さま方はさまざまな思いがあるかとは思いますけれども温かく見送っていただきたいと思います」と小池知事の表情は柔らかかったが、どこか事務連絡のようだった。
今年10月、東京日中友好議員連盟協議会の都議会議員10人、区議会・市議会議員10人の合計20人が中国・成都にあるパンダ繁殖研究基地を視察した。
訪中団の一人で、都議会のある会派幹部に新たなパンダの貸し出しを要請するために訪中したのか問うと「要請はしていない」として、基地の視察は中国側が作成した行程表に組み込まれていたという。
新たなつがいの来日の可能性については「わからない。政治状況次第だ」と答えた。今後、中国側に要請する予定もないという。
別の会派の幹部は「パンダより国益。(パンダの貸与は)デメリットの方が大きい」と話し、さらに別の都議は「多くの都民はパンダを望んでいるが、中国との関係で変に譲る部分があってはいけない」と話した。
また、都の関係者は「(新たなパンダの来日は)ないと思う」と即答。都や関係者を取材する中で新たなパンダの貸与を望むような発言をする人はいなかった。
続く
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No.1 主 年賀状(宛名間違えて書き直し)
25/12/31 10:41:47
(略)
■パンダ経費は非公開 今後の上野パンダの行方は
2010年7月に都が中国側と結んだ協定書には、リーリーとシンシンの2頭を10年間貸与するにあたり、「日本側は中国側に対し、毎年95万米ドルのジャイアントパンダ保護資金を提供」と記載されている。
ただ、この協定書はかつては公開されていたが、現在は非公開となっている。2021年に協定が延長されたのを最後にパンダに関する経費は明らかにされておらず、現在どれくらいの経費がかかっているかは不明だ。非公開とした理由について、都の担当者は「中国側と協議の結果、各国と同じ(非公開の)形にした」と説明。
また、所管である建設局長は11月の都議会で「費用は双方に守秘義務が課されている」として詳細は明らかにしなかった。東京都は中国側に対し、パンダの繁殖研究プロジェクトを継続していきたいとして新たなつがいの貸与の希望を伝えているというが、正式な回答はないという。
しかし、貸与にかかる経費は都民に明かされない。上野でまたパンダを見たいと願う一方で、再び貸与された場合の都の経費の透明性の確保に目を配り、そして日本でのパンダの存在意義について考えていきたい。
日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/category/society/2831360fdc7443168aa80681e2cd6ebb
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