叔父「金目当てでひ孫を会わせているだろう」 へのコメント（No.53）

35さんへの返信の補足になりますが、祖母の見舞いをする中で印象に残っている出来事があります。

嫁ぎ先と上手くいっているかどうかを聞かれて「程よく上手くやっている」と答えたところ、祖母が「そう思ってるのはどうせお前だけ。この先絶対に苦労する。私が若い時は…」みたいな感じで切り出して、身の上話をしてくれました。
お姑さんと喧嘩した結果、風邪っぴきで体調が悪いのに寒い中1人で漬け物を作る作業をする羽目になった、そんな感じの話でした。

私は内心、半分はざまぁみろって思いましたが、もう半分は別の気持ちを持ったのでそれを正直に話しました。「そんな事されてもめげずに漬け物全部作りきったのは根性がある。」「それだけ仲の悪いお姑さんを、何だかんだ最期まで看取ったのは素直にすごいし偉いと思う」「お嫁に行って子供を産んでから、少しだけどお母さんやおばあちゃんの気持ちが分かる事が多くなってきた。こういう話をもっと出来る間柄だったらね。」みたいな事を確か言ったんです。最後のはむしろちょっと皮肉のつもりでした。
そしたら、祖母は泣いたんです。てっきりまた生意気言うな！くらいの嫌味が返ってくるかと思ってたので、物凄くびっくりしました。
その時に、何か初めて祖母を可哀想だと思いました。だからといって母をいじめた事とか、孫差別とか今までされた事を許す気持ちにはなれないし、嫌いなままですが…。でも、何か物凄く複雑な気持ちになりました。