日米首脳が電話会談　高市首相｢日米間の緊密な連携を確認できた｣

■要約
・高市首相がトランプ大統領の「要請」を受け、電話会談を実施。
・トランプ氏から習近平氏との会談内容や、最近の米中関係について直接説明があった。
・会談終了後、高市首相が官邸で記者団に内容を明かした。

■解説
一部で「高市首相の発言を叱責するための電話だ」などという願望めいたデマが飛び交っていたが、蓋を開ければトランプ大統領側からの「要請」による、極めて実務的かつ丁寧なブリーフィングだったことが確定した。
習近平氏と話した直後に、その内容を日本の首相に直接説明するというのは、外交儀礼上もかなりの厚遇であり、日米間の風通しの良さを証明している。

中国側は日米離間を図ろうと必死だが、トランプ氏はビジネスライクに見えて、こうした「筋を通す」動きを重視する。
高市政権が台湾問題で踏み込んだ発言をしても、それが米国の戦略と矛盾しない限り、むしろ「頼れるパートナー」として扱われるという現実が浮き彫りになった。
「日本が孤立している」と騒いでいた界隈にとっては不都合な真実だろうが、これが現在の国際社会における日本の立ち位置だ。

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日米首脳が電話会談､トランプ大統領が最近の米中関係を説明-高市首相

2025年11月25日 11:08 JST
ブルームバーグ日本版

→電話会談は大統領が要請、同盟強化やインド太平洋情勢で意見交換
→首相は会談内容について詳細の説明避ける-日米の連携を確認できた

高市早苗首相は25日、トランプ米大統領の要請を受け、電話会談した。終了後、官邸で記者団に語った。大統領からは中国の習近平国家主席と行った電話会談を含めた最近の米中関係について説明があったという。

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