• No.1 砥石

    25/11/21 22:22:58

    緊張がさらに高まれば、高市氏がこれまで外交的配慮から避けてきた靖国神社参拝に踏み切る理由も生まれるかもしれない。同氏は過去には参拝の意向を明言していた。

      高市氏はすでに「非核三原則」から距離を取り始めており、小泉進次郎防衛相は韓国が導入を検討する原子力潜水艦の保有を日本も検討すべきだと示唆している。

      核保有国の中国が脅迫的な言葉を投げかけている今こそ、日本の核政策を巡る議論を始める好機とも言える。今回の日中摩擦は日米関係を一層緊密にし、米国のグラス駐日大使は日本防衛への米国の揺るぎない関与を力強く再確認した。

    ◆高市政権の立ち位置

      英語圏メディアでは「言葉の応酬」や「対立エスカレート」といった見出しで日中双方に非があるかのように描かれることが多い。

      しかし、示されている敵意は圧倒的に一方的なものであり、その結果、高市氏は「急進的」「超保守的」としばしば批判されてきた印象が薄れ、むしろ穏健で現実的な政治家として映り始めている。

      高市氏の発言はアドリブだった可能性もあるが、誰もが暗黙のうちに理解していた現実、すなわち、中国が台湾に軍事介入した場合、日本も必然的に巻き込まれ得るという前提をはっきりと述べたに過ぎない。

      また、中国政府が自国民に日本への渡航自粛を呼びかけたものの、治安の良さで知られる日本で中国人旅行者や留学生が危険にさらされると考える人はほとんどいない。

      むしろ昨年、中国で日本人が襲撃される事件が相次いだことを思えば、眉をひそめるしかない。

      日本を先月訪れたトランプ氏の隣に立った高市氏は、経験の浅さを指摘されながらも堂々たる女性政治家の風格を見せた。こうした侮辱を交えた暴力的な脅しほど、保守的なリーダーを現実的で頼れる存在に見せるものはない。

    つづく

コメント

ニックネーム

必須

全角20文字以内

画像投稿時にOpen AIを使用して投稿の可否を判断しています

コメントを書く

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。