• No.138 飛石

    25/11/19 06:19:04

    続き。

    日本人が「不景気だ!物価高い!生活キツい!」って叫びながら、なぜか旅行やレジャーにガンガン金を使ってる理由をざっくり並べると、こうなるよ。
    1. 「不景気でキツい」って言ってる層と「旅行しまくってる層」が実はズレてる
→ 旅行消費の7~8割を支えてるのは世帯年収700~800万円以上の「中上層~富裕層」。
総務省家計調査で見ても、年収1000万円超の世帯は2024年も旅行・交通費が前年比+15~20%とバカ上がりしてる。
一方で年収500万円以下の世帯は外食すら減らしてる。
→ つまり「生活苦しい!」って声がデカい底辺~中間層は、元々そんなに旅行してない。
    2. コロナの反動+「今しかできない」心理がまだ続いてる
→ 2020~2022年に我慢しすぎた反動で、「死ぬまでにやりたいことリスト」を今のうちに消化しようって人が多い。
特に40~50代の子育て終了組が「子供の手が離れた今しかない!」で爆発的に旅行増やしてる。
    3. 物価は上がってるけど、可処分所得は実はそんなに減ってない(一部の人たち)
→ 2024年の実質賃金は確かにマイナス続きだけど、
・ボーナスは大手を中心に過去最高クラスで出てる
・株価爆上げで資産効果(含み益)が出てる
・共働き率が過去最高で世帯収入は底堅い
だから「上がった物価<上がった収入+資産効果」で、余暇支出はむしろ増えてる世帯が結構いる。
    4. 「節約疲れ」+「安い選択肢」が増えた
→ 高いホテル取る人は減ったけど、LCC+ビジネスホテル+高速バス+ふるさと納税クーポンで「安近短」旅行が爆増。
1泊2日で2~3万円で済む国内旅行なら「まあいっか」ってなる。
    5. SNS映え・承認欲求の呪い
→ 「行ってない=負け組」みたいな空気がまだ強い。
特に20~30代は「貯金より経験」信仰が根強いから、借金してでも旅行行く人も普通にいる。
    要するに
    「不景気でキツい!」って叫んでる人たちの大半は、
    そもそも旅行にお金を使ってない(使えない)層で、
    実際に旅行消費を支えてるのは「金がある層+反動+安く行ける手段がある層」なんだよ。
    だから声がデカい「庶民の苦しみ」と、統計上の「国内旅行消費22兆円」の数字が全然噛み合わない。
    日本って実はこういう「体感と統計の乖離」がめっちゃ激しい国なんだよね今。

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