職場に72歳のおばさんがフルタイムで働いてるんだけど へのコメント（No.57）

現在86の母は84まで働いてたよ

私を産んでもすぐ働き出したし、とにかくずっと働いてた。正社員で

私が小五の時に職場が倒産して職を失ったから「少しの間お母さん家にいるから一緒に色々遊ぼうね」と言われて踊るような気持ちだったけど一週間したらすぐ次の仕事が見つかって働き出した。
65くらいまでデスクワークの仕事だったけど定年に合わせてヘルパー二級を取って定年してからも又すぐ働き出した。

70過ぎてヘルニアの手術したからさすがにもう辞めるだろうと思ってたら退院して又すぐ働き出した。腰が良くなるまで指導する立場で働いてた。
良くなったら自分より年下の人の介護してた。

その後利用者さんが母は長く経理事務をしていた事を知って自分の会社の事務を手伝ってくれないか？と言われてヘルパーより事務仕事に誇りを持ってた母は大喜びでなんとフルタイムで働いてたよ。

昔はよく金が無い無いばかり言ってて、あなた達の為にお母さんも働いているのよ、あなた達の為なんだよと聞かされてたけど大人になってそれは違うと分かった。
だって父もちゃんと働いてたし他の親はここまで働かなくても普通に子供育ててる。

定年過ぎても働き続けてた頃には「働いてないとあなた達の孫におばあちゃん何もしてやれないじゃないの」と言いながら働いてたけどこの頃にはもう私の中では母って働いてないと死んじゃう病気か何かだと思ってたよ。

だってね、あれだけ働いて来たのに母は別に今お金が沢山残ってる訳じゃないの
母は別に老後に金を残そうとか、私達にあげようと思って働いてた訳じゃなくてとにかく働かないと死んじゃう病だったんだと思うよ
それか、お金に不安が常に付き纏ってる人だったんだろうな。
だから子供の為に、孫の為に、と言い訳にしてたけど稼いで無いと居られない一種の病だったんだと思う。

だから最後の方は、母が仕事を辞めた時はもう死ぬ前なんだろうなと思うようになってた。
今その時です。
人生初の無職期間を家で過ごしてるけどずっと自分はいかにずっと働いて来て偉かったかを他人に話してるし、前はヘルパーさんに「まだ雇ってもらえないから私でも出来る仕事何か無い？」と聞いてた

ただ、私は母のようになるまいと思う人間に育ちました。
反面教師で、私は専業主婦で子供を育てました。