• No.3 飛石

    25/10/05 04:40:13

    ◆処分文化が「クレーマー社会」を生む

    筆者は、教育委員会的な「処分文化」は社会全体に悪影響を及ぼしうると考えます。

    ネットのコメントにはこうした趣旨のものもありました。

    「社会というのは、やったらやり返される因果応報の世界。やり返されないのは過剰に守られているから。この構図を理解しないまま大人になってもろくなものにならない」

    子ども時代に「自分は守られ、大人が謝るだけ」と学んだ人間は、大人になっても同じ構図を持ち込むようになるおそれがあります。職場や地域で不満があれば、自分のことはさておき、ひらすら相手を責め、謝罪や補償を求める。いわゆる「モンスターペアレント」や「クレーマー」の温床は、この処分文化にあるのではないでしょうか。

    ◆「処分」ではなく「信頼」こそ教育の根本

    私のFacebookに、全国で活躍する信頼する教育者から、今回の件を受け、次のようなコメントが寄せられました。

    「処分とはその人を信頼していない証。信頼ベースの応援の循環こそが教育の方向性」

    処分は恐怖によるマネジメントにすぎず、現場を萎縮させ、挑戦心やモチベーションを奪います。私も返信でこう述べました。

    「本来教育委員会がすべきは、直轄にいる教員への処分ではなく、頭を下げて勇気づけや現場サポートに回ることです」

    処分文化ではなく、信頼と応援の文化へ。これは教師と子どもの関係に限らず、社会全体に求められる方向性です。

    続く

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