療育園に通わせたくない へのコメント（No.51）

「親が先に逝く」
ほんと、この一言がすべてよね。
私は特別支援学校で重度重複、肢体不自由の子たちを、特別支援学級で知的、情緒の子たちを担任してきた。
どうしても目の前で起こってる今に気持ちが向いてしまうけど、療育も特別支援教育も「親亡き後、どう生きていくか」の未来が目的。一緒に居られる今のうちに、その子に必要な支援をして、生きていくための力をつけてやる。必要なサービスは早くから利用して途切れることがないようにする。生まれ持った特性と一緒に得手不得手、好き嫌いなども把握して、本人が納得して生きられるようにする。
そのための時間は多ければ多いほど、より充実してその子に合った内容のものを準備できる。

主様は今は悩んで心が揺れてる時期なんだと思う。でも、目の前の我が子の現実を受け入れて一歩踏み出した保護者さんが一番のその子の味方で理解者になって、二人三脚で前に進んでるのを、私はたくさん見てきたよ。そこに、私たちのような担任やNo.50の方のような施設やサービスが加わると、三人四脚、四人五脚で、その子がその子らしく生きられるようにしていける。

主様もどうかお子さんの現実を受け入れて、見学先の療育センターや幼稚園にさらに詳しく話を聞くなり、他の所を探すなり、一歩踏み出してほしいな。早ければ早いほどいいからね。