境界性パーソナリティ障害 へのコメント(No.3

  • No.3 鳥のように自由になりたい、でも飛行機代が高い

    25/08/06 02:15:49

    ボーダーラインパーソナリティ症患者は自己像を突然かつ劇的に変えることもあり,自分の目標,価値観,意見,職業,または友人を突然変えることで示される。あるときには愛情を強く求めていたのに,次の瞬間には不当な扱いを受けたことについて当然のごとく怒ることがある。通常,患者は自分を悪い人間と考えているが,自分を気づかってくれる他者がいない場合などに,自分が全く存在しないように感じることがある。自分の内面を空虚に感じることが多い。

    気分の変化(例,強い不快気分,いらだち,不安)は通常数時間しか続かず,数日以上続くことはまれである;この変化はボーダーラインパーソナリティ症患者の対人ストレスに対する極度の過敏さを反映している可能性がある。

    ボーダーラインパーソナリティ症患者は,目標を達成しそうになったときに自らだめにすることが多い。例えば,卒業の直前に学校を退学したり,うまくいきそうな人間関係をだめにしたりすることがある。

    衝動性が自傷行為につながることが多い。このような患者は賭け事をしたり,安全ではない性行為を行ったり,むちゃ食いをしたり,向こう見ずな運転をしたり,物質を乱用したり,浪費したりする。自殺行動,演技,脅しと自傷行為(例,刃物で切る,熱傷を負う)が非常によくみられる。このような自己破壊的行為の多くは死ぬことを意図したものではないが,このような患者の自殺リスクは一般集団より40倍高い。そのうち約8~10%が自殺により死亡する。このような自己破壊的行為は通常は養育者または恋人による拒絶,見捨てられる可能性,または失望により引き起こされる。患者が自傷行為をする理由は,自分が悪い人間であることへの償いであったり,解離エピソード中に自分に感覚を認識する能力があることの再確認であったり,苦痛を伴う感情から気を紛らすことであったりする場合もある。

    解離エピソード,猜疑性思考,ときに精神症様症状(例,幻覚,関係念慮)が極度のストレスにより引き起こされることがあり,通常は見捨てられることへの恐れ(実際のものであるか想像上のものであるかにかかわらず)がきっかけとなる。このような症状は一時的なものであり,通常は別個の疾患と考えられるほど重度ではない。

    大半の患者で症状は軽減し,再発率は低い。しかしながら,機能面では症状と同等の改善がみられないのが通常。

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