兵庫県職員新規採用｢辞退率46%｣の異常事態…知事の疑惑が原因か？昨年は25.5% へのコメント（No.35）

東京なんて辞退率50%超えてるのにね。
増山さんもこれ関連の記事は酷いと呆れて説明してましたよ。

兵庫県は今年度から採用方式を変更して二か月前倒しで民間企業を受けられる人が受けている早期SPI枠を作り、昨年度とはガラッと変わったため。
前年度と全く違う基準を比較して46.0%を異常とする記事のタイトルはおかしいです。

早期SPI枠は民間企業の滑り止めにする人も受けているので、その辞退率が「58.3％」と通常よりかなり上がっているのは当然です。
通常枠の辞退率は「37.8%」
これも母数が90名と少なくて、昨年と比較するに相応しい統計的に有意な数字とは言えないんです。

【早期SPI枠】の早めに最終合格した人の
辞退率は58.3%
（最終合格者は60名、元々の採用予定人数は20名、
実際の採用者数は25人）

【通常枠】
は37.8%の辞退率
（最終合格者は90名、元々の採用予定人数は60名、
実際の採用者数は56人）


最終的には80名の採用予定で81名採用できてる。
県はいろいろな要素を勘案して採用したい人数をピッタリ採用できてると言えます、と。

大手紙の完成担当記者もいい加減。
議員が人事課に問い合わせたところ、人事課は内定辞退の理由について、答えられないし公表もしていないそうです。