あんまり会わない人って妄想で決め込みがちじゃない？

あまり顔を合わせない相手ほど、こちらの勝手な想像で人物像を決めつけてしまいがちではありませんか？
たとえば、同居している義母（最近は核家族世帯が多いけれど）のように、毎日顔を合わせる間柄であれば、たとえ一時的に誤解しても、実際のやり取りを通して「あ、そうじゃなかった」とすぐに軌道修正ができます。保育園の先生に対しても、毎日の連絡帳や送迎の会話から、少しずつ人柄や価値観が伝わってきて、自然と信頼関係が育っていきます。
ところが、年に1度会うかどうか（ラインもしない）の義理のきょうだいや、数ヶ月に一度顔を合わせる程度の学校関係の保護者などとは、相手の本質に触れる機会が少なく、こちらの思い込みで「きっとこういう人だ」と決めつけてしまいやすい。関係性が浅いからこそ、ほんの些細な情報が先入観を作り上げてしまうこと、ありませんか？

さらに最近では、匿名掲示板などで自分に似たような話題を見つけると、つい「これって私のこと？」「この話が書けるなら、もしかしてあの人？」と過剰に反応してしまう。
また、文体が似ていると思えて「また同じ人がかいてるの？」と同一人物を疑ったりすることも妄想の一つです。
書き手にそのつもりがなくても、読み手の想像次第で意味が変わってしまいますね。


皆さんはこうした経験、ありませんか？