拘置所で男性被告の陰部露出させ「ボールペンの芯」突き刺した疑い　相部屋の4人書類送検

大阪拘置所（大阪市都島区）で勾留中だった30代男性の陰部にボールペンの芯を突き刺したとして、同拘置所は3日、傷害の疑いで、男性と同じ部屋に勾留されていた20～40代の男4人を書類送検した。

同拘置所は4人の認否を明らかにしていない。

書類送検容疑は昨年7月26日午前11時ごろ、共謀し、ともに生活していた部屋で男性にズボンを脱ぐようにいって陰部を露出させ、ボールペンから取り出した芯を貫通。
さらに翌日にも開いた穴に芯を通し、全治2週間のけがをさせたとしている。

同拘置所によると、事件の4日後に男性が職員に被害を申告し発覚。所内でボールペンを所持することは認められているが、使用された芯は先端部分が削られ、とがった状態に加工されていた。

同拘置所は相部屋の男らによる嫌がらせが続いていたとみている。男性と4人はいずれも起訴され勾留中だった。

https://www.sankei.com/article/20250603-MTD62JBW35NUFGBD7YGMVKHBVU/