無駄な努力はない(でもダイエットは別)
「小泉進次郎」はホントに農水相に適任なのか “JAに骨抜きにされた”9年前の「農協改革失敗」を振り返る
2025年05月21日
江藤拓氏の後任の農林水産大臣に、小泉進次郎代議士が内定した。コメ不足への対応は現政権の最重要課題のひとつ。大変な重責を担うことになったわけだ。小泉氏と農政と言えば、2016年の農協改革が思い出される。当時、まだ当選3回、35歳だった小泉氏は、自民党の農林部会長として、農協改革案をまとめる中心的な役割を担った。今回の大臣任命もその経験を生かしてのことと言われているのだが……。果たして、9年前の“改革”は成功だったと言えるのだろうか。当時、「週刊新潮」では彼の農協改革を失敗に終わったと断じ、その理由を論じている。以下、それを再録し、新農水相の適性について考えてみよう。
(「週刊新潮」2016年12月8日号記事の再配信です。文中の年齢、役職、年代表記等は当時のものです)
***
「一言で振り返ると、“負けて勝つ”ですかね」
2016年11月25日、自民党農林部会長の進次郎議員は農業改革案をまとめた後、憔悴しきった顔でこう語った。農水省担当記者が解説する。
「16年の8月、部会長を続投となった彼にとって、最大の仕事が農業改革案をまとめあげることでした。かねてから、“改革の本丸は全農”とし、相当な意気込みを持っていました。しかし、蓋を開ければ、骨抜きと言っていい内容。これで、農協が改革できるとはとても思えません。完敗ですよ」
改革への風向きが変わったのは、11月11日のこと。
「同じく農協改革を議論していた政府の規制改革推進会議が提言をまとめたのです。1年以内に組織と事業の改革を求め、できなければ第二全農を作る、などといった過激な内容でした」
これに猛反発したのが、農協と農水族議員。
「小泉さんは先の案を後押しする立場だったのですが、地方の農協関連団体から党に対して、“壊滅させるつもりか”、“もう選挙の応援はできない”などといった苦情が殺到したのです。21日には農協が反対集会を開き、1500人もが集まる事態になりました」(同)
結果、党が了承した案で、“1年以内”という目標を外すことに。年次計画を作って、自主的な改革を促す尻すぼみの内容となった。
続く
古トピの為、これ以上コメントできません
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No.29 本当に大切なのは、今ここにあるもの
25/06/02 17:28:22
>>28
つまり進次郎がやったことは法的にアウトなの?
返信
No.28 変化を恐れるな
25/06/02 17:26:04
>>26
農協改革って農協は民間(農家の生協みたいなもの)なのに勝手に政府が改革していいものではないけどね。
返信
1件
No.27 継続は力なり
25/06/02 17:01:57
利口な奴だったら、ここで火中の栗を拾うようなマネはしないだろうけと、自信過剰なお坊ちゃんは、うかうかと就任してしまった
さて、どのぐらい赤っ恥をかくか見ものだね
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No.26 人生万事塞翁が馬
25/05/25 11:31:06
>>24
日本語読めますか?
9年前の農協改革が失敗したのは進次郎の実力不足が原因なのに、矢面に立たずに済ませてもらったっていう内容の記事ですよ
返信
1件
No.25 息を切らすよりも、冷静に進め
25/05/25 11:29:20
>>24
矢面に立ちたくないなら政治家になんてならなきゃいい
矢面に立っても大臣、首相に成り上がって自分の政策を実現させたいのが進次郎をはじめとした政治家の面々
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No.24 必ずしも全ての答えがあるわけではない
25/05/25 11:25:15
可哀想に矢面に立たされるのはいつも進次郎
返信
2件
No.23 目の前のことに集中しろ
25/05/25 11:12:09
こりゃ今回も期待はできないね
返信
No.22 目には目を、歯には歯を
25/05/22 13:15:12
>>20
掃除・洗濯・買い物・夕飯づくりしてくれるヘルパーさん、うちの父(仕事現役・一人暮らし)ですら使ってる。
政治家とタレントの共働き夫婦が使ってないわけないわなー。
返信
No.21
No.20 一日一善
25/05/22 10:38:11
>>16
クリステルも働いてるし、実際にお店で買ってるのは家政婦さんだろうね
「金銭を支払って購入している」という意味ではウソではないけど
返信
1件
No.19 全国オンブズマン統括部
25/05/22 10:18:26
雰囲気だけの男だからキャラと滑舌を活かして、指示されたとおりの発言に徹するべき
自分の色は出してはいけない
厳しく言われてるとは思うが
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No.18 善は急げ
25/05/22 10:14:28
進次郎には(ヾノ・∀・`)ムリムリ
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No.17 石の上にも三年
25/05/22 08:40:38
今回も同じような展開になりそう
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No.16 失敗は成功の母(でも時々母がうるさい)
25/05/22 07:00:37
>>15
私は米を買ったことある!ってドヤってたけど、記者から「普段は何キロ買いますか」って訊かれてはぐらかしてたから、実際には買ったことないと思う
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1件
No.15 一期一会
25/05/21 23:29:52
こいつこそ米買ったことなさそうなのに
買ってても高級米とかでしょ
庶民の感覚ズレすぎてるよ
返信
1件
No.14 息を切らすよりも、冷静に進め
25/05/21 23:27:17
まさかとは思うけど米が入っている米袋まで
有料化をしそうな気がするわ〜
返信
No.13 早起きは良いことを引き寄せる
25/05/21 23:03:06
>>8
ここん家は曾祖父の代から地元で政治家やってるからね
受け継いできた票田はデカイだろうね
返信
No.12 一歩踏み出す勇気
25/05/21 22:57:58
>>10
関連企業の社員じゃないの
うちの旦那の会社も、会社が推してる議員のイベントに社員が行かされたりするらしいし(業務扱い)
返信
No.11 時は金なり
25/05/21 22:54:13
よっ、コメ大臣!
返信
No.10 時間が解決する(でもスマホも解決策)
25/05/21 22:51:51
>>2
でも進次郎が来ると人集まるよ?
返信
1件
No.9 一を聞いて十を知る
25/05/21 22:24:09
>>6
人材不足かね、しらんけど
返信
No.8 恩を忘れるな
25/05/21 22:21:40
>>7
人気があるんじゃなく、父親から引き継いだ地盤(利害関係のある企業や団体からの組織票)のおかげでしょ
返信
1件
No.7 目先の利益を追うな
25/05/21 22:04:39
>>2
地元では人気あるから当選するんでしょ。
直接会うと好印象で色々相談したら聞き心地のいい返事をするタイプの人。
部下や一緒に仕事する人からすると安請け合いして後始末を周りにさせるから振り回されて大変なんだけどね。
返信
1件
No.6 親しき仲にも礼儀あり
25/05/21 21:56:47
石破さんはなんでコイツを指名したの?
返信
1件
No.5 一石二鳥
25/05/21 20:42:00
コメの値段の話だけで終わればいいけど、変な改革を目指すのは勘弁して欲しい。
農業は自由競争にすればするほど、価格が上がるのは当たり前なんだよね。食べ物は生きるに必須なのに農業は儲からない。だから、ヨーロッパや米国ではしっかり補助金を出している。
無理やり値下げさせて、負担を農家やJAに押し付けようにも、昔ならいざ知らず、今の農家やJAは耐えられず潰れる。
そうなれば、消費者にも受け入れられないでしょう。
返信
No.4 一石二鳥
25/05/21 18:50:47
うん、ダメそうね
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No.3 言葉は力である(でも沈黙も強い)
25/05/21 18:43:47
いつになったら小売り業者に行き渡るのでしょう?
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No.2 必ずしも全ての答えがあるわけではない
25/05/21 18:40:34
小泉さんて国民に人気あるの?
知名度は高いけど、人気があるというよりみんな呆れて見てる印象だけどな
返信
2件
No.1 主 無駄な努力はない(でもダイエットは別)
25/05/21 18:31:12
■異例のブリーフ
だが、不思議なことに官邸や党内から進次郎議員への批判は全く聞こえてこない。さる農水族議員は、
「実際の議論は農林部会の西川公也さんら7名の重鎮議員と共に進めていました。小泉さんは、先輩を立てたのか、自分の意見を声高に主張するようなことはありませんでした。部会でも議員からの異論はナシ。党のスターですから、深い傷を負わせてはいけませんし、よくまとめたと思います」
政治部デスクが言う。
「進次郎の責任を問う声は出ていません。というのも、彼は次期衆院選では再び、全国を応援演説で回ることになります。もし、彼を批判し、応援に来てくれなかったら大変ですよ。彼から逆に名指しで文句を言われるようなことがあったら、事務所には抗議電話やメールが来るでしょう。それほど、進次郎の人気は未だに高い。ですから、誰も表だって批判する者はいないのです」
冒頭、紹介した発言のウラはこうだ。
「実は、25日に進次郎が“私の思いを聞いてくれ”と、党本部で記者を集め、異例のブリーフが開かれたのです。そこで彼は“1年という年限を外したけど、みんなの会社だって1年でどうなるか、なんて分からないでしょう”、“年次計画の部分は守れた”と、言い訳していました。しかし、計画を出させるだけで、農協に任せきりでは改革は進みません」(同)
さらに、吉田茂元首相を渡辺謙が演じたNHKドラマ「負けて、勝つ」を引き合いに出し、
「“あれは最高のドラマだから、是非見てほしいなあ。ふと、この言葉が降りてきたよ”と。正直、負け惜しみのようにしか聞こえませんでした」(同)
人気の割には、政治家としての実力がまだ伴っていない。ご本人が一番良く分かっているはずである。
***
それから9年の時を経て、小泉氏は日本の農政の最高責任者となった。昨秋の総裁選に立候補し、ポスト石破の1人に数えられる中、その舵取りに大きな注目が集まっている。再び改革が失敗に終われば、首相の道は遠ざかることとなりそうである。
デイリー新潮編集部
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/05211441/
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