オーガニックを謳ったお茶の通販業者のホームページのコラムとそれに係る問い合わせへの対応

  • なんでも
    • 3
    • 山城守
      25/04/24 19:55:11
    >>2(続き)更に遡って1999年には多々良 明 夫氏が「チ ャに お けるBT剤 とIGR剤 を基 幹 と した天 敵保 護 防 除体 系 下 での害 虫 と天 敵 類 の発 生」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/ktpps1999/1999/46/1999_46_119/_pdf/-char/ja)題して天敵への影響が少ないBT剤(対象とする害虫に対して特異性(対象のみに効果を現す性質)の高い微生物を使った農薬(姫 野 道 夫「微 生 物 殺 虫 剤(BT剤)の 改 良 と作 用 メ カ ニズ ム」 (https://www.jstage.jst.go.jp/article/microbes1996/14/4/14_4_245/_pdf/-char/ja)の 「1. は じめ に」を参照のこと)やIGR剤(昆虫の脱皮 , 変態や生殖 に かかわ る 生理作用をか く乱する化合物の総称(中村知史「昆虫成長制御剤開発の最近の動向」 (https://jppa.or.jp/archive/pdf/52_07_01.pdf)の「はじめに」を参照のこと))を使用した防除に係る研究を発表していること、平成9年2月発行『新・目で見る茶の病害虫』に主要害虫を対象とした複数のBT剤、IGR剤という選択毒性が高い薬剤が複数紹介されていることも踏まえると、態々ネオニコチノイド殺虫剤という薬効に疑問が残る薬剤を玉著執筆時点の2019年10月19日時点で使い続ける茶農家が果たしてどれだけいるか甚だ疑問である。
    更に、ネオニコチノイドは茶農家にとって別のデメリットもある。例えば、茶の主要害虫の一つとして知られるチャノコカクモンハマキの天敵の一であるキイロタマゴバチ(高木一夫「茶園に寄生蜂のモニタリング」(昭和49年10月農林省茶業試験場『茶業試 験報告第10号』p91-131(内当該箇所p99))はネオニコチノイド系農薬に対し高い感受性を持つことが指摘されている。(続き)
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