「金ちょうだい」飲み代欲しさに強殺未遂 少年に道を誤らせた母親の「正論コントロール」

匿名

占い師

24/12/22 23:28:04

「おっさん、金ちょうだい」。大阪市内の公園で60代男性に声をかけた少年=当時(17)=は、男性が応じないと見るや顔を殴り、包丁で腰と太ももを刺した。「犯罪とも思っていなかった」。男性に大けがをさせ、強盗殺人未遂罪などに問われた大阪地裁の法廷で、少年はこう供述した。なぜ後先も考えず、安易に重大犯罪を起こしたのか。背景として浮かび上がったのは、わが子を思うあまり「正論」を振りかざしてきた母と、息子の確執だった。

【中略】

なぜこうなったのか。日常的に暴力を振るった父親の存在もあるが、少年やその家族と面接を重ね、心理鑑定を行った臨床心理士の証人は「非行の根底には母親に対する悲しみ、うらみ、報復があった」と証言した。中でも母親による「正論コントロール」が与えた影響が大きかったという。

例えば、金を盗んだ人に「それは泥棒。絶対にするな」と言うのが正論。その内容は正しい。それゆえ反論は許されず、言われた側は否定されて終わる。

【中略】

ただ、この臨床心理士によると、子供の非行は親を試すSOSのサインでもある。まずは気持ちに寄り添って話を聴くという向き合い方が望ましいが、それをせず正論で押さえ込んでしまうと、子供は「助けを求めても無駄」「悪いのは自分」と思い込む。被告の場合は、小学生のときに「ものごとを考えるのをやめた」という。

もちろん母親の行動は、子供を立派に育てたいという気持ちの表れだった。非行に悩んだ母親は子供との接し方を学び、事件前にも建設業で働く少年に毎日のように連絡し、褒め、励ますなどして支えていた。

しかし、結果的に事件の引き金となったのは、やはり「正論」を伝えた母親のLINE(ライン)のメッセージ。手元の金を使い切り、4日間ほぼ水だけで過ごした少年は、友人との飲み会だけは行こうと、給料を管理する母親に「働いた金を渡して」と頼んだ。

母親は浪費を懸念し「現実を見つめて。遊びたいのは分かるけど、もう大人なんやで」などと突っぱねた。その後事件は起きた。

【後略】

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f5ab11fd7c67bb730331b0f2d939346ecee2260

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