• No.5 アニメーター

    24/12/23 11:00:52

    日本人は中国人を動員する2法の怖さを知らない
    ──国内だけでなく世界中にいる中国籍の人にも適用

    https://toyokeizai.net/articles/-/621409

    ■日中関係発展を阻む2つの法律

    梅津キャスター:9月29日に国交正常化50周年を迎える日本と中国。祝いのイベントが開かれる一方で、日中関係を深める上で懸念もある。中国の2つの法律について見ていく。2010年施行の「国防動員法」は戦争などの有事の際、国と軍が民間人や施設などを軍事動員できると定めた法律。2017年施行の「国家情報法」は、中国政府の情報収集活動への協力を義務付ける法律で、こちらは平時にも適用される。この2つの法律は中国国内だけでなく、世界中にいる中国籍の人にも適用されるとされている。

    松山キャスター:日本で生活する中国人は約80万人いるという。本人の意思とは関係なく、この2つの法律が中国政府の腹一つで適用される危険性がある。日中国交正常化50周年を迎えたいま、今後の日中関係、友好を深めるのに阻害要因になるのではないかという見方がある。

    小野寺氏:非常に恐ろしい法律だ。日本にいる中国人がどんなに良い人でも、中国政府、人民解放軍から情報提供を求められたら断れない。断ったら、ある面では罪に問われ、(中国国内の)親族も大変なことになる。これは日本だけでなく、米国もそうだ。米国にも中国に対する非常に強い警戒心が出ているのは、2017年にこの法律(国家情報法)ができたからだ。2010年の国防動員法は、中国人民であれば国防につかなければいけないというもの。日本にいる中国人がある時、「あなたは中国軍として働きなさい」と言われた瞬間に、日本国内に中国軍がいるということになる。国際社会から見ても、この2つの法律は非常に大きな懸念だ。

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