• No.1 通訳

    24/12/16 08:40:52

    日本政府 “韓国の内政状況にかかわらず連携継続する必要”
    日本政府内では、日韓関係の改善に精力的に取り組んできたユン大統領が、外交に関われなくなったことで、影響を懸念する声があがっています。

    政府関係者の1人は、「今の情勢では、来年の日韓国交正常化60年も祝賀ムードにはならないかもしれない」と述べました。

    政府は、今後、弾劾が妥当かを判断する憲法裁判所の審理の行方とともに韓国の与野党の動向などについて情報収集を続ける方針です。

    中谷防衛大臣は14日、訪問先の沖縄県名護市で「韓国は国際社会のさまざまな課題にパートナーとして協力すべき重要な隣国だ。地域の安全保障環境が厳しさと複雑さを増す中で、日韓、日米韓の連携がますます重要になっていることに変わりはない」と述べました。

    政府は、韓国の内政状況にかかわらず、日韓両国で連携を継続する必要があるとして、引き続き、事務レベルを中心に、日韓や日米韓で意思疎通を図っていくことにしています。

    米国務長官「ハン首相と協力する準備できている」
    アメリカのブリンケン国務長官は訪問先の中東ヨルダンで開いた記者会見で、韓国のユン・ソンニョル大統領の弾劾を求める議案が可決されたことについて質問に答えました。

    ブリンケン長官は「韓国は民主主義の強じんさを示した。憲法に定められたプロセスが平和的に進められていく様子を目の当たりにした。われわれは大統領の職務を代行するハン首相と協力する準備ができている。韓国の国民を強く支持しているし、両国を結びつける鉄壁の同盟を強く支持している」と述べて、アメリカと韓国の関係は揺るがないと強調しました。

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