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8月9日の最大震度5弱を観測した県西部の地震では、小田急小田原線の一部区間が運転見合わせとなり、X(旧ツイッター)上に「踏切で降ろされて現地解散となった」といったコメントが投稿された。
当時車両に乗っていた乗客はX上に「車両から降りて線路を歩くように言われたが、踏切で案内はおしまいですと。真っ暗な線路や鉄橋を歩かされた挙げ句…送迎もなく?」と投稿。「なぜバスを手配してくれなかったのか」も多かった。
今回のような緊急地震速報に基づく警報は、列車へ直接自動通報され、いずれの場合も、警報を受信した乗務員が列車を手動停止させる流れとなっている。
停止後は測定値にもよるが、軽微な値であれば、最寄りの駅まで徐行運転することができる。一方、測定値が一定規模を超えた場合は、線路や電路設備などの損傷、脱線や転覆も想定されるため、専門係員の徒歩での点検による安全確認が完了するまで列車を動かすことができない。
今回はさらに厳しい、徒歩での点検後に試運転列車を走らせるまで運転再開できない基準に値した。同社によると、2011年の東日本大震災以降、初めて100ガル以上を観測したとし、担当者は「震災以来の異例の事態だった」と打ち明ける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bdb1abecd27c926a98ed11ea8e0c74924c14bfb
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