急上昇
スプーンレース
東京都内で定点医療機関から報告される手足口病の患者数が、6週連続で警報レベルに達している。発熱や発疹を伴う感染症で、5歳以下の乳幼児を中心に夏に流行する傾向にあり、今年は異例の患者数となっている。大人が感染すると食事や歩行が困難になるケースもあり、都や医師は家庭での感染対策を呼びかけている。(原田遼)
◆ワクチンなし、対症療法だけ
全国的に同様で、5月から増え始め、国立感染症研究所は週ごとの比較で「過去10年で最多」としている。
◆家庭内の対策をやるべきだった
「足の裏全体にとげが刺さった感じ。ペンギンのようによちよち歩きしかできなかった」。都内の女性会社員(38)が手足口病のつらさを振り返る。
今月中旬、5歳の長男が発熱した4日後、自分も39度を超える熱が出た。翌日に下がると、手足の数十カ所に発疹が広がり、手足口病と診断された。
長男は当初、小児科で風邪と診断され、受診後に足裏に発疹ができた。「長男の発疹を水虫だと思っていたが、今思えば手足口病だったのだろう。家庭内での感染対策をしっかりやるべきだった」と悔やむ。
◆時間差で症状「痛みのフルコース」
手足口病は発熱後、時間を置いて発疹が出ることもあり、診断が難しいとされる。都内の主婦(44)も今月、小学生の娘が夏風邪と診断され、看病していると数日後、自身に39度の熱と、のどや手足に発疹が出た。
「のどの痛みがつらかった。野菜ジュースを飲んだら、とてつもなく痛かった。発疹がなくなったら複数の口内炎ができて、痛みのフルコースだった」
「目黒の大鳥神社前クリニック」の北村直人院長は「大人の受診は例年より多い。主に子どもから感染している」と話す。家庭で対策をしたくても、乳幼児のマスク着用や隔離は難しい。北村院長は「大人も体力が落ちると感染しやすい。手洗いなど基本的な対策に加え、十分な睡眠と食事をとりながら子どもの看病をしてほしい」と語った。
東京新聞 2024年7月30日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/343766
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