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- 24/05/23 07:19:32
名古屋市名東区の住宅で70代の女性が死亡しているのが見つかり、障害のある息子が衰弱していました。名東区役所が2人の状態を確認したのは、連絡を受けてから1週間後で、メ~テレの取材で明かになりました。
警察によりますと、14日午後3時ごろに名東区の住宅で、名東区役所の職員から「連絡が取れなくなっている人のところに来ている。異臭がする。119番通報はしてある」と通報がありました。
この住宅には、76歳の女性と重度の障害がある40代の息子が暮らしていました。
「本当に納得がいかないという思いが一番強い。すがる思いで連絡をしたのに、もっと早く迅速に動いてもらえていたら、もっと早く対応できたのではないかと怒りが…」(障害福祉サービス施設 職員)
こう話すのは、息子が通っていた障害福祉サービス施設の職員です。
親子に“異変”があったのは、ゴールデンウイークが明けた7日でした。
「7日は来所予定だったが、朝迎えに行ったらいなくて。電話をかけたが出なくて、何度も電話をして、留守電を残したが連絡が取れなかった」(職員)
翌日になっても連絡が取れなかったため、施設の職員が「通っている障害のある息子の母親と連絡が取れない」と区役所に連絡しました。
「こちらも電話をかけているが、つながらないという回答でした。すぐに見に行ってくださいとお願いしているのですが、緊迫性を訴えても見に行かれるそぶりはなかった」(職員)
その2日後――
「本当にすぐにでも区役所に安否確認をしてほしいと話をしたら、金曜日(10日)の午前中に連絡を入れたのかな。そうすると、午後から行ってきますと言われた」(職員)
その際、区役所の職員は「生活感がある」と判断したということです。
「入り口のところに生協が置いてあったことと、手紙がないということだったが、後々聞くと手紙はあったらしくて。何を見てきたのかな」(職員)
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