• No.1 徒競走

    24/05/10 11:31:23

    ◆補欠選挙の地盤を狙うあの男

     「二階先生の関係であちこち、電話をしているがまったく病状がわかりません。こんなことははじめてだ。ついにかと覚悟も……」(前出・自民党の和歌山県連幹部)

     衆議院の任期が来年10月まで迫っている。だが岸田文雄首相は、解散については、5月4日の記者会見でも「現在、考えていない」と否定していた。

     だがもし二階氏の身に万が一が起こると、「和歌山は本当にとんでもないことになります」と先の自民党の和歌山県連幹部は渋い表情だ。

     衆議院の定数是正(10増10減)で、和歌山県は小選挙区が3から2に減る。しかし、解散総選挙前に補欠選挙となれば、旧選挙区に基づくものとなる。つまり、和歌山3区での補欠選挙だ。4月28日に投開票された衆議院補欠選挙の長崎3区も、解散総選挙となれば1つ選挙区が減るので、大きく選挙区事情が変わるが、現状のままで実施された。

     解散総選挙の前に二階氏の身に急変があれば、和歌山3区で補欠選挙が行われる。その後は来年10月までに、新和歌山2区での解散総選挙となる。また来年7月には参議院選挙があり、二階氏のライバル・世耕氏が改選のタイミングだ。──つまり、トリプル選挙が待ち受けるのだ。

     現在、伸康氏は新和歌山県2区の世襲がほぼ確定し、後継者と地元では「出馬要請」を受けている。だがそれはあくまで新2区であって、現行の和歌山3区ではない。ここで補選があることは想定されていないのだ。

     実はその地盤を虎視眈々と狙っているのが、世耕弘成参議院議員だ。4月24日、和歌山県印南町役場で伸康氏に「出馬要請書」を手渡した和歌山県町村会の会長、九度山町長の岡本章氏は「若い伸康氏を我々が育てていく」と「ドン」二階氏の「政界引退」を前提にしたように語った。(略)

     だがいまや世耕氏は自民党を離党し、無所属となった。自民党から離れ党務がないので、国会がない限りずっと新和歌山2区をまわっているとも伝えられる。

     岸田首相の解散戦略が尻すぼみの中、二階氏の健康不安が一気に広がり、和歌山政界では、風雲急を告げている。

    https://gendai.media/articles/-/129675

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