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- 24/05/07 15:22:07
娘の男湯、息子の女湯は何歳まで? 制限年齢引き下げの動き加速 発達の早期化背景、神戸など「7歳以上NG」に
2024/5/6 05:30
神戸新聞
銭湯や日帰り温泉施設などの公衆浴場を子連れで利用する際、小学生になった異性の子どもとの混浴をいつまで続けるかは、親たちにとって悩ましい問題だ。近年、子どもの体の発達が早くなっていることなどを背景に、全国の自治体で混浴の制限年齢を引き下げる動きが加速しているという。兵庫の現状を調べた。(岩崎昂志)
3月末、神戸市東灘区の銭湯を訪れると、会社員の女性(47)が6歳の息子と利用していた。市の条例改正で、4月から子どもの混浴の制限年齢がこれまでの「10歳以上」から「7歳以上」に変わることを知り、改正前に入っておくことにしたという。
新ルールについて、女性は「今の子は体格も大きい。『10歳』という基準は古すぎる」と理解を示す。ただ女性はシングルマザーのため、息子を1人で男湯に入れるのは不安とも。「1人で入る練習をさせないと。もう少し大きくなるまで、銭湯は我慢かな」
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混浴の制限年齢は自治体の多くが条例で定めており、政令市と中核市はそれぞれの市が、他の市町は都道府県が決めている。このため全国的に地域や施設で差があるが、兵庫県内では国が示す目安に従い、従来は「10歳以上」が主流だった。
流れを変えたのは、2020年12月に厚生労働省が出した通知だ。公衆浴場での混浴年齢に関する研究報告を踏まえ、目安を「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」に変更した。
この研究の調査では、成人が「混浴を禁止すべき」と考える年齢は「6歳から」が最多で、「7歳から」が続いた。子どもが混浴を「恥ずかしい」と思い始める年齢も、6、7歳の割合が高かった。
>>1につづく
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