- なんでも
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円安
今の円安の主要因は日米の金利差
日銀は当面、政策金利を上げられないから、アメリカの利下げ待ち
一昨日FRBのパウエルが当面利下げはしないと言ったから、早くても秋以降
それまではずるずる円安傾向が続くだろうな
ただ、日銀が1ドル160円で為替介入することが分かったから
しばらくは160円前後でもみ合う展開が続くだろう
株価
4月の決算発表で日本企業の業績が期待ほどじゃないことがバレた
日銀の金融引き締め、為替介入(は海外投資家に嫌われる)もあって
4月までのような高騰は、NISAマネーがあっても難しいだろうな
でも日経平均はコロナ前までが低すぎたから、まだそんなに割高感はない
時々値を戻しながら、ゆるやかに下っていくんじゃないかな
ただ、アメリカ株は異常なバブルが続いてるから
それが崩壊したときに一気に巻き込まれる可能性はある
物価
インフレの主要因はコロナ後に需要が一気に回復したのに
世界情勢の不安定化と異常気象による供給力の不足
要するに需要が供給を上回りすぎてるってことだな
日本の場合、そこに人手不足と円安による原材料価格の高騰が乗っかってる
どれもすぐには解決しないから、少なくとも年内はインフレが続くだろう
ただ、日銀が国債の買い取りを縮小していくらしい
(日本円の流通量が減って、物に対する通貨の価値が相対的に上がる)から
それが軽いブレーキになって3%くらいのインフレ率で収まるんじゃないかな
賃金
人手不足は、労働市場で需要が供給を上回ってるということだから
普通に考えれば労働力の価値が上がって、それが賃金に反映されていくはず
日本は派遣の拡大なんかで労働市場での需給バランスによる
安定的な賃金の上昇が起こりにくくなってるから
少し時間がかかるだろうけど、長い目で見れば上がっていくんじゃないかな
(半導体やハイテク分野の需要に対して供給が特に少ない分野から始まる)
ただ、テレビ・新聞・出版、リアル店舗しかない小売なんかの
需要が縮小していく産業では、今後も賃金の上昇は起こりにくいだろう- 3
24/05/03 16:16:14