• No.1 ひっぱりうどん鍋

    24/03/30 17:02:29

    (略)

    90年代のアジア通貨危機以降、韓国経済の悪い面が一気に表面化してしまったのです。アジア通貨危機の際、韓国は、一部の採算状況の良好な財閥に国の資金や資源を集中させることで、輸出を増やそうとしました。財閥の不採算部門を切り捨てさせたり、財閥の中でも財務状況が著しく悪いものは廃業させたりして、財閥をスリム化させたのです。その際には大量のリストラが生じました。

    また多くの企業が正規雇用の採用を減らし、非正規雇用増やすようになりました。その結果、韓国は、財閥に正社員として就職できればかなりいい収入を得ることができますが、それ以外の人はまともな収入を得ることができない、という状況になってしまったのです。しかも、財閥に正社員として就職できる枠は非常に狭いものになってしまったのです。

    2007年には、「88万ウォン世代」という本が大ベストセラーになりました。これは韓国の経済学者ウ・ソクフンと社会運動家パク・クォンイルが、当時の若者の生活を書いたものです。88万ウォンというのは、大企業に就職できなかった若者の月収のことであり大半の若者のことです。

    88万ウォンは日本円で約9万円です。もちろん月収9万円では、まともな生活はできません。結婚や出産などは夢のまた夢ということになります。そのため、今の韓国の若者は恋愛、結婚、出産を諦めた「三放世代」とも言われているのです。

    続く

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。