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- 24/03/26 18:24:03
近年、増加の一途を辿る盗撮犯罪。加害者の身分や撮影手法も多様化している。
最近では、女性が盗撮に加担することも多いと言われているが、実態はどうなのだろうか。
盗撮AV卸売業者:「盗撮をビジネスとして組織的に行う場合、制作業者側は女盗撮エージェントを雇い、多様な作品を生み出している。盗撮AVの中には、チェイシング撮影(通称:追尾撮り)という手法があり、公衆浴場や更衣室を縦横無尽に移動しながら、目当ての女性を執拗にチェイシングしながら撮影される。当然、それは男性には出来ないため、女性の協力者がいるから成り立つ作品である。」
やはり“女盗撮エージェント”の存在は、アダルト業界では周知の事実のようだ。
それにしても、チェイシング撮影とは具体的にどのような手法なのか。
同上:「例えば、公衆浴場の場合は、脱衣所の籠にタオルやシャンプーなどと一緒に小型カメラを仕込む。次に脱衣所の出入り口付近で待ち伏せし、需要の高そうな女性が入ってきたら、警戒されないように接近し、脱衣や入浴の一部始終を絶妙なアングルで撮影する。当然、エージェントは一般客に扮しているため、気づかれることもない。」
なるほど。プロの盗撮エージェントからターゲットにされた女性は、本人も知らぬ間に盗撮AVの出演者になってしまうのが現状のようだ。
某番組の特集で、元・女盗撮エージェントの女性が「始めた当初は罪悪感があったが、次第に、この人(被写体女性)の着替えや排泄シーンが、世間の男性達のオカズにされるんだと思うと楽しくなってくるし、報酬も沢山貰えた。」と当時の心境を赤裸々に語っていた。
そこで気になるのが、女盗撮エージェントの報酬だが、一体どれほどの貰っているのだろうか。
同上:「報酬に関しては、完全出来高制のため一概には言えない。熟練した凄腕のエージェントだと、おそらく一本二時間ほどの映像で数十万円を稼ぐことも珍しくない。最初は小遣い稼ぎの感覚で始める女性が多いが、盗撮技術の向上に伴って報酬も増えていくので、味を占めて辞められない人も多い。」
確かに、始めた当初からプロの盗撮エージェントを目指す女性はいないだろう。続けていくうちに抜け出せなくなるのだろう。
一日も早く女性が安心して暮らせる社会になることを願うばかりだ。
筆者:防犯アドバイザー兼ジャーナリスト
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