- なんでも
- 吹きこぼれる
- 24/03/24 21:23:37
アフリカや中東、アジアの一部地域では、女性器切除の慣習が根強く残っている。米紙「ワシントン・ポスト」などによると、世界では合わせて2億人以上の女性が女性器切除を受けていると推定されている。専門家らは、この処置には医学的利点はなく…
●賛成派の言い分
…この聖職者はワシントン・ポストに対し、女性器切除は男女の欲望のバランスをとるものだと主張する。「女性は男性より長くセックスができる。だからイスラム教ではバランスをとるのだ。切除すれば、二人の欲望に均衡が保たれて一緒にいられる」という。加えて、がん発症率の減少など、医学的根拠がない「利点」も主張している。
●反映されない女性の声
妹が女性器切除で失血死したというNGOの代表は、「女性器切除に賛成する人の多くは男性だ。男性たちは私たちと同じ体験をしたことがない。女性器切除という習慣を経験した女性たちは、自分たちの苦しみや痛みを毎日伝え続けている」と言う。
ガンビアの国会議員の58人のうち女性はわずか5人だけで、女性の権利に関する議論を男性が主導し続けているのが現状だ。
人権団体や女性たちは、もしガンビアで女性器切除禁止が撤回されれば、早婚や強制結婚などを制限する法律も撤回される可能性が高まり、雪崩のように女性や子供の人権が一気に後退するかもしれないと、危機感を強めている。
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