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「あまりに形骸化しており、もはや真面目に批判する人を目にすることがありません。私にとって日本アカデミー賞は、今年も山田監督は元気でいらっしゃるんだな、ということを確認するためのイベントです」
本人に聞いてみると…
では、当の山田監督を電話で直撃してみた。まずは、これまで何度も日本アカデミー賞を取ってきたことについて尋ねると、
「まあ、長生きしているからね」
と、満更でもない返事だったが、忖度が蔓延(はびこ)っているのではないか、との批判について振ると、
「なに、僕にそんなことを聞きたいの?」
その後、審査の方法や同賞のあるべき姿について質問を投げかけたが、
「答えようがありません」
「分かりません」
との回答だった。もちろん山田監督の数々の功績は素晴らしいが、巨匠であればこそ批判の声にも耳を傾けてほしいと願ってしまうのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d582c15af0b2b541af616ca3cc41aeb1552569- 0
24/03/17 14:17:40