• No.37 おでん鍋

    24/02/20 13:20:35

    Mimi Yamazaki @positivenumber1
    (NY在住/起業家)

    なぜアメリカの若者は「アホ携帯」を選ぶ?

    今アメリカでは、"Dumb Phone(アホでも使える携帯電話)"が、本来のターゲット層の高齢者ではなく、スマホを使いこなすジェネレーションZ世代に人気となっています。

    その人気の波に乗って、ラッパーのケンドリック・ラマーがこの11月2日に発売した "Light phone " は、その日のうちに完売。

    この携帯には、非常にシンプルな機能しかなく、電話、アラーム、音楽、ノート機能のみ。アドレス帳にはたった9人しか登録できません。サイズはクレジットカードくらいで、文字通り軽いです。

    なぜこんな時代に逆行した携帯が若者に受けているのか。

    1)スマートフォンの中毒性から離れたい
    2)プライバシーの懸念。

    特に2)は重要で、
    スマホのアプリによって個人情報が収集されることが問題視されていて、アドレスブックの中身、通信記録やブラウズ履歴、位置情報等、ありとあらゆる個人情報が危機にさらされていることをよく知っているのもこの世代。

    背景にはアップル、アマゾン、グーグルといったIT大手が、ユーザーの顔、消費傾向、医療情報、生活パターンといった個人情報データベースを作っており、
    つい最近米アマゾンがプライム・メンバーに10ドルのボーナスと引き換えに登録を求めたのが手相、という笑えない現実があるのです。

    ちなみに私の友人でAWSのAI部門に勤務しているテク女子は、もう5年くらい前からSNSをほとんど使っていません。
    理由は上記の個人情報保護。今でも彼女はウエッブ上のどこにも見つかりません。

    今後AGIと共存する未来は、意外に若者の間でデジタルを一切拒否する新しい生き方が生まれるかもしれませんね。

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