• No.9 餃子鍋

    24/02/05 14:18:18

    調べてみたー

    埼玉県さいたま市、大宮駅から車で5分くらい走った住宅街に、住民から「魔の交差点」と恐れられる交差点がある。ルールを守ってきちんと一時停止した車でさえ、次々と事故を起こしてしまうというのだ。
    近所の家の玄関に設置された防犯カメラは、乗用車同士、乗用車とオートバイ、軽トラックと乗用車、自転車と乗用車の衝突など様々な事故の瞬間をとらえていた。その多くが、一時停止の規制のある道路から交差点に入ってきた車に、優先道路を走ってきた車が突っ込むという形の事故だ。
    一時停止の規制のある道路は、県道への抜け道になっているため、急ぐ車が多いという。しかし映像を見ていると、一時停止をした後、ゆっくり走行して交差点に侵入しても、優先道路を走ってくる車とぶつかるケースが多い。
    道路の幅が狭いため、信号機をつけられない
    一見ごく普通の交差点だが、車の運転席からはどう見えるのか。実際、交通事故の鑑定人と車に乗り、現場を検証した。まず、一時停止のある道路は交差点に向かって上り坂になっているため、交差点が見えにくい。
    ミラーの位置が遠く気付きにくいのも問題だ。交差点には住宅の玄関があるため、少し離れた部分に設置されているのだ。さらに、左側にある住宅のブロック塀で見通しが悪い。交差点に1メートルほど侵入してようやく左側からくる車を確認できるのだ。
    2年前、交差点を目立たせようと赤く塗装を施したが、効果はなかった。道路の幅が狭く条件を満たさないため、信号機設置が難しいという。ほかの対策は?
    専門家は「優先道路側に車のスピードを落とすことを促す『減速帯』を設置するべき」と指摘する。確かに、優先道路側の車を減速させるくらいしか手はなさそうだ。

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