- なんでも
- 無水鍋
- 24/01/08 20:13:00
『仁義なき戦い』や『渡り鳥』シリーズで知られる銀幕スター・小林旭(85)。昭和芸能の熱量を肌で知る数少ないレジェンド俳優だが、テレビ、映画でその姿を見ることはほとんどなくなった。スクリーンに圧倒的な存在感を焼き付けてきた「マイトガイ」は、なぜ表舞台から距離を置いたのか──令和芸能界への怒りと失望を小林が語った。
昨今のテレビは吉本興業をはじめとするお笑いばかりで、“安かろう悪かろう”の世界になってしまった。スッポンポンになってお盆で前だけ隠して笑いを取るような輩がいるけど、あれは芸でもなんでもない。ただの酔っ払いの腹踊りだ。それで金をもらおうなんて、恥ずべきことだ。
ドラマにしても、もっと制作陣の本気を感じたいんだ。NHK大河の『どうする家康』にしたって、主役(松本潤)が軽すぎて、まるで家康に見えない。俺が大河の『琉球の風』(1993年)で家康役をやった時は、必死で人物像を掘り下げて演じたけど、今はアイドルを出せば視聴率を稼げるという安易な考えで制作してるから、重みのないドラマばかりだ。
アイドルも変な髪の色をしたのが大勢でワーワー出てきて、器械体操みたいなダンスをしてる。ピンで出てきて、「ああ、こいつはカッコいいな」と思わせる奴がいないよ。
https://www.news-postseven.com/archives/20240108_1932183.html
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