- ニュース全般
- あまご鍋
- 24/01/02 16:53:30
ドイツの全国紙『ディー・ツァイト』
https://www.zeit.de/politik/deutschland/2023-12/meinungsfreiheit-zensur-studie-freiheitsindex-deutschland-2023
『自分の政治的意見を自由に表現できると考えているドイツ人はわずか40%』
”政治的意見を自由に表現することについてこれほど大きな懸念をドイツ人が抱えたのはドイツが連邦共和国になった1950年代以来初、表現の自由を未だに確信しているのは緑の党の支持者のみ”
19. Dezember 2023, 19:16
- 記事の要約 -
自分の政治的意見を自由に表現できると考えているドイツ人が1950年代以来最低レベルに達していることがドイツの世論調査機関アレンスバッハ人口動態研究所(IfD)とスイスの調査会社Media Tenorの共同調査で明らかになった。
表現の自由はドイツ連邦共和国基本法で謳われているが、調査対象者の44%が『政治的意見を口にする際には注意する必要がある』と考えており、自分の政治的意見を自由に表現できると答えたのはわずか40%のみだった。
※表現の自由:言論の自由を含む集会、結社、出版その他の自由を指す
表現の自由に対する認識は年齢層の間で大きく異なっており、『自由に発言できる』と回答したのは全体では36~38%に過ぎなかったが調査対象者のうち16歳~29歳のドイツ人は約50%が『自由に発言できる』と回答した。
また45~59歳のドイツ人の過半数(51%)は『政治的意見を口にする際には注意する必要がある』と考えているが、16歳~29歳の間では32%に留まっていた。
学歴別ではさらに差が大きくなり、『自由に発言できる』と答えたのは小学校または中学校卒業が最終学歴となっている層では28%、中学校卒業が最終学歴となっている層では35%のみだったのに対し、高校または大学が最終学歴となっている層は51%が『自由に発言できる』と答えた。
支持政党でも差が生じており、右派のAfD(ドイツのための選択肢)の支持者の62%、中道のFDP(自由民主党)の支持者の57%が『政治的意見を口にする際には注意する必要がある』と回答したが、ドイツの環境政党である緑の党の支持者で『注意する必要がある』と回答したのはわずか19%で75%は『自由に発言できる』と答えた。
翻訳:
https://kaikore.blogspot.com/2023/12/60.html?m=1
より
- 0 いいね