戸建て寒すぎ へのコメント(No.34

  • No.34 匿名

    23/11/14 14:50:28

    寒さの原因


    一戸建てが寒いと言われる原因はいくつかあります。



    建物構造


    マンションは鉄筋コンクリート(RC)造であるのに対し、一戸建ては木造であるのが一般的です。

    木造は鉄筋コンクリート造に比べ、気密性が低く、建物に隙間ができやすいという特徴を持ちます。

    また、木とコンクリートでは蓄熱性も、後者の方が優位です。

    そのため、隙間風が入りやすく、熱を保ちにくい木造一戸建て住宅では、寒く感じる人が多くいます。



    間取り


    マンションなどの集合住宅はワンフロアであることが多く、暖房が効きやすいと言われます。

    一方で、2階建て以上の住宅が多い一戸建てでは、複数の部屋・扉・階段があり、空気の流れが遮られ暖房効率が低いです。



    暖かい空気は上に、冷たい空気は下へ溜まる傾向があります。

    そのため、2階のリビングで暖房をつけても、暖かい空気は3階に上がってしまい、なかなかリビングが暖まらない事態が発生してしまうのです。



    外気に触れる面積


    一戸建ては、部屋数が多い分窓の数も多く、玄関を開けたらすぐに外気に触れる構造です。

    また、集合住宅は上下左右にも部屋が繋がっている一方、一戸建ては独立しています。

    そのため、窓や玄関、屋根や外壁、床など外気に触れる面積が多く、暖かい空気が逃げてしまうのです。



    暖房などで暖められた空気は、窓ガラスによって冷やされ、床を伝って部屋全体を冷やしてしまいます。

    この「コールドドラフト」と呼ばれる現象は、暖房効率を悪化させ、底冷えを招きます。



    寒さの弊害


    寒い室内で長時間過ごすことには弊害があります。



    健康トラブル


    冬場の室内の最低許容温度は18度で、16度を下回ると、呼吸器系疾患のリスクや血圧上昇、血管への悪影響があると言われています。

    実際に、厚生労働省のデータによれば、4月〜11月に対する12月〜3月の冬季死亡増加率は全国で17.5%です。

    室温が暖かい住宅では、病気や発症に伴う事故などのトラブルも減るため、一定の防寒対策が推奨されます。



    光熱費上昇


    冬場にはエアコンやヒーター、ホットカーペットなどの暖房器具が欠かせません。

    ただし、数ヶ月間毎日のように使っていたら、光熱費は高額になってしまうでしょう。



    暖房器具の効きを良くするための工夫を行ったり、稼働頻度を少しでも減らすような対策をとったりして、光熱費を抑えることが大事です。

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