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- 23/10/28 23:52:26
■AI解析監視カメラ900台設置
再発防止対策を、人工知能(AI)などの技術の活用で補完する動きも出ている。ソウル市は、通行人の密集をAI機能を搭載した監視カメラで解析し、関係当局に伝達するシステムを導入。年内に約900台の専用カメラを設置する方針だ。
これについて湖南(ホナム)大の文炫喆(ムン・ヒョンチョル)教授(災害法)は「監視カメラの普及などはすでに他国より進んでいる。問題は設備ではなく、それを扱う人間の側にある」と指摘。「刑事処罰とは別に、徹底した原因究明調査を行い責任の所在を明確にしなければ、事故の再発は免れない」と訴えている。
■ハロウィン前「普段より人出少ない」
27日、事故と同時間帯の午後10時過ぎ。幅約3メートルの路地で群衆が折り重なるように倒れた現場は、自粛ムードも影響し、ハロウィン前の金曜夜にもかかわらず閑散としていた。仮装した人の姿はほぼ見られず、警備の警察官や区職員の姿が目立つ。飲食店員は「普段の週末より人出が少ない」と嘆いた。
事故当時、ハロウィン期間中に1日10万人の人出が見込まれたにもかかわらず、警備計画を策定する主催者の不在が影響し、周辺地区での歩行者の動線規制などがなされなかった。事故後、主催者の有無を問わず自治体に対策義務を課す法改正を求める声が高まった。
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