- なんでも
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昔は「絶対に延命は望まない!」と思っていたけど、自分の身内で経験をして、そんな単純なことではないんだな、と思った。
重度の脳梗塞で倒れた父。当時60代。
元気な頃、本人は「延命治療は受けない」と言ってた。
でも延命を望まない、ということは「治療を受けない」ということ。
そうなると退院して自宅介護か、老人施設へ移動することになる。
身体が大きな人で、小さな母ひとりでは自宅介護は難しい。
そして痰が多くて気管切開をしていたから、医療ケアが必要な状況。
長期療養型病院へ転院することを選び、最期まで過ごすことができた。
もう脳梗塞を治すための治療はしないけど、熱が出たら、風邪を引いたら、それぞれ治療がされたよ。
経管栄養では限界がきたので、胃瘻もつけた。
特に「胃瘻(いろう)」は、父に意識があったら絶対に拒否をしたと思う。
ほんと、延命に関しては、単純な話ではないよ。- 5
23/10/21 15:31:58