- ニュース全般
- 三三九度
- 23/10/09 22:47:34
動物虐待は凶悪事件の前兆―。こんな言葉を聞いたことはないだろうか。欧米では動物虐待と対人暴力の連動性が解明されつつあり、つながりを意味する「LINK(リンク)」と呼ばれている。国内でも過去の凶悪事件の加害者が事件前に動物を虐待していた例が確認されており、研究が進む。専門家の見解を聞いた。
動物虐待について「内面にため込んだ攻撃性の発散」と分析するのは、凶悪犯罪者の人格形成を研究する桐蔭横浜大の阿部憲仁教授(国際社会病理)だ。
阿部氏によると、人格の土台が形成される0~3歳に保護者から身体的・心理的な虐待を断続的に受けると、子供の精神に甚大な影響を及ぼし、次第に攻撃性を持つようになるという。それはときに性的衝動とも結びつき「動物への虐待で快楽を得て解消するようになる」。
幼少期に受けた虐待の種類や度合いは多岐にわたり、個人差もあるが、「人(保護者)から受けた攻撃(虐待)を小動物で発散し続けていると、最終的に人に向けたくなる傾向がある」と説明する。https://www.sankei.com/article/20231005-
6OKZLCOHMZNJJGQGRO6YGZTDBY/
- 0 いいね