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- 23/08/22 22:56:44
山形県米沢市で7月、部活帰りの女子中学生が熱中症の疑いで死亡したことを受け、市教育委員会が16日、市議会に対し、再発防止のための対策を報告した。市内すべての小中学校にペットボトルの持ち込みを認めることなどが盛り込まれている。
7月28日、米沢市口田沢の国道121号で、市立第三中学校に通う女子生徒が、部活動の帰りに熱中症の疑いで意識不明となり病院に搬送されその後、死亡した。
これを受けて、米沢市教育委員会は市議会に児童の登下校時の熱中症対策について、現在の検討案を報告した。
それによると、第三中学校学区のうち女子生徒が倒れた田沢地区と学校から離れている三沢地区の生徒を対象に、今年度いっぱい、バスの定期券の購入費を全額補助するとした。補助は来年度以降も継続したいとしている。
また、新たに市内すべての小・中学生を対象に学校で冷感タオルや日傘などの使用のほか、水筒以外にペットボトルの持ち込みを認める。
米沢市教育委員会・植木修学校教育課長「予備の水筒やペットボトルの持参を可能とするほか、粉末タイプ含めスポーツドリンクの持参を可能とする。これまでもスポーツドリンクは運動会などといった場面では持参可能としていたが今後は、どの学校においても日常的にスポーツドリンクの使用を認める」
市は庁内に「熱中症対策推進会議」を立ち上げて、各部署において何ができるかを検討している。
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